2019年、令和最初の青森大会は全62校、57チームの出場となりました。
今春の東北大会を制した、弘前学院聖愛高校をはじめ、甲子園常連高校の八戸学院光星や青森山田高校と今年の青森大会も白熱した試合をたくさん観戦できると思います!
夏予選青森大会の日程
- 7月9日(火) 開会式・開幕ゲーム
- 7月23日(火)決勝戦・閉会式
各高校の戦力
高校名 | 打撃 | 守備 | 走塁・機動力 | 総合戦力 |
青森 | B | B | C | B |
青森明の星 | B | C | C | C |
青森北 | B | B | C | B |
青森工 | C | C | C | C |
青森商 | A | B | B | A |
青森中央 | B | C | C | C |
青森西 | C | C | C | C |
青森東 | B | C | C | B |
青森南 | C | C | C | C |
青森山田 | A | A | B | A |
板柳 | B | C | C | B |
大間 | C | B | C | C |
大湊 | B | B | B | B |
大湊川内 | C | C | C | C |
柏木農 | C | C | C | C |
上北連合 | C | C | C | C |
木造 | B | C | C | B |
黒石 | C | C | C | C |
黒石商 | B | C | C | C |
五所川原 | B | B | C | B |
五所川原工 | B | C | C | C |
五所川原商 | C | C | C | C |
五所川原農林 | C | C | C | C |
五戸 | C | C | C | C |
三戸・田子 | C | C | C | C |
三本木 | B | C | C | C |
三本木農 | B | C | C | C |
七戸 | C | C | C | C |
松風塾 | C | C | C | C |
聖愛 | A | A | B | A |
聖ウルスラ | B | C | C | C |
西北5連合 | C | C | C | C |
田名部 | B | C | C | C |
東奥学園 | B | B | C | B |
東奥義塾 | B | B | C | B |
十和田工 | C | C | C | C |
名久井農 | C | C | C | C |
野辺地西 | B | C | C | B |
八戸 | B | C | C | C |
八戸学院光星 | A | B | A | A |
八戸北 | B | C | C | C |
八戸工 | C | C | C | C |
八戸高専 | B | B | C | B |
八戸工大一 | A | B | B | B |
八戸工大二 | C | B | C | C |
八戸商業 | B | C | C | C |
八戸水産 | C | C | C | C |
八戸西 | B | B | C | B |
八戸東 | C | C | C | C |
弘前 | C | C | C | C |
弘前実 | B | B | C | B |
弘前工 | B | B | C | B |
弘前中央 | B | C | C | C |
弘前東 | A | A | B | A |
弘前南 | C | C | C | C |
三沢 | C | C | C | C |
三沢商 | B | B | C | B |
むつ工 | C | C | C | C |
百石 | C | C | C | C |
各部門の注目校
それでは各部門の注目高校の紹介をしたいと思います。
打撃部門の注目校:八戸学院光星
まずは打撃部門の注目校の八戸学院光星。
今年の八戸学院光星の特徴といったら、なんといっても圧倒的な打撃力です。
世代No.1ショートとも呼び声の高い、武岡龍世選手を筆頭に、その武岡選手と二遊間を組む伊藤大将選手と先頭から気の抜けないようなバッターが並んでおります。
この破壊力抜群の攻撃を軸に、打ち勝つ野球を展開してくると思われます。
守備部門の注目校:青森山田
次は守備部門の注目校として挙げるのはエースの堀田賢慎選手をはじめとする堅い守備力を誇る青森山田高校です。
春季大会では、八戸学院光星戦では打ち合いとなり、乱打戦を制し勝利となりましたがそれ他の試合では3失点以内の内容と、エースの堀田選手を堅い守備力でカバーしている試合も多くありました!
走塁・機動力部門の注目校:弘前学院聖愛
最後に走塁、機動力部門となりましたが、ここは今年の東北大会を制した弘前学院聖愛高校を挙げさせてもらいます。
今年悲願の東北大会初優勝を遂げた聖愛高校ですが、強力な打撃陣というイメージではなく、粘り強いピッチングを見せ続ける成田投手に答えるよう、足を絡めた攻撃も見せるというイメージもあります。
ホームランで返す試合展開ではなく、次の塁を狙いにいく攻撃の仕方にも要注目です!
今大会注目の選手5人
次は今大会注目の選手を5人紹介いたしたいと思います。
八戸学院光星:武岡龍世
武岡龍世くん#八戸学院光星 pic.twitter.com/rEZY19aBaT
— わたるんふぉと (@watarun_photo) 2019年3月26日
一人目は打撃部門の紹介でも名前のでた、八戸学院光星の武岡龍世選手です。
カル・リプケン12歳以下世界少年野球大会の日本代表にも選ばれ、今年のU-18野球ワールドカップ日本代表にも選出された超大型遊撃手です。
八戸学院光星の先輩にあたる読売ジャイアンツ坂本勇人選手二世とも呼び声の高い好打者であり今年のドラフト会議の候補選手ともなっております。
178センチと上背はないものの、主に3番打者として出場しホームランを打てるパンチ力や勝負強い打撃に加え盗塁も果敢に狙う3拍子揃った選手といえるでしょう。
本人がプロ志望届けを提出したら獲得する球団も多いでしょう。そんな武岡選手のプレーは見物です!
八戸学院光星:伊藤大将
11/9 (金)
明治神宮野球大会 @神宮球場
八戸学院光星7-3東邦
八戸学院光星
#4 伊藤 大将 (寝屋川中央シニア) pic.twitter.com/YP6rTboi63— TANO (@teikyo_narasino) 2018年11月9日
二人目は同じく八戸学院光星の伊藤大将選手です。
先述の武岡選手と二遊間を組むシェアなバッティングが特徴の2年生野手となります。
昨年の秋季大会から1番打者として試合に出場するようになり、春季大会も1番打者としてヒットを量産しています。
ホームランなどの長打力はあまりないが1番打者としての役割は全うしており、高い出塁率を誇るので相手チームも警戒してくる選手の一人となるでしょう。
青森山田:掘田賢慎
三人目に挙げさせてもらうのは青森山田高校の掘田賢慎選手です。
春の青森大会では、強豪の八戸学院光星を抑え優勝に輝いた投手です。
185センチと大きな身長から繰り出す最速148キロのストレートやスライダーを軸にした投球で相手打者を翻弄します。
変化球主体に切り替えたりと、試合の状況によって切り替えることも出来るようになり幅の広がった投球術を今大会でもできるかがカギとなるでしょう。
弘前東:澤田吉伸
弘前東エース澤田吉伸くん(2年) pic.twitter.com/OqFWCYhbJS
— kikukt (@jp_0319) 2018年6月9日
四人目は春季大会では快進撃の立役者となった、弘前東高校の澤田吉伸選手です。
180センチ66キロとかなりの細身だが、将来性のある左腕投手です。
ストレートは130キロ中盤と決して速くはないが、打者を打ち取る技術は兼ね備えており春の大会3位と実績も十分です。
伸び代が非常にある選手なので大会までにどれだけ成長できているかが楽しみであります。
弘前学院聖愛:成田京平
春季東北大会 #弘前学院聖愛 4x-3 #東北学院
接戦を制した弘前学院聖愛が春の東北で初の4強入りを果たした。3-3の9回に1死満塁と攻め立てると、8番 #成田京平 がライト前へサヨナラヒット。決勝進出を目指し、10日の準決勝で #仙台育英 と対戦する。#高校野球 #東北大会 pic.twitter.com/aoC8Wpd8Za— スポーツ報知東北支局 (@hochi_tohoku) 2019年6月9日
五人目もまたしても投手です。弘前学院聖愛高校の成田京平選手です。
春の青森大会では惜しくも準優勝となったが、東北大会では初優勝を飾るなど、勢いに乗っているチームの大黒柱。
投手のほかにも、内外野も守ることができるオールマイティーの選手でもあります。
大きなバックスイングがないため野手投げと感じやすいが最速は142キロを誇りポテンシャルの高さを感じる投手です。
スライダーにスプリット気味の変化球を織り交ぜ、粘り強く打たせて取る投球術が魅力の選手です。
優勝候補3校
それではここで今大会の優勝候補を3校挙げてみたいと思います。
八戸学院光星
まず優勝候補の筆頭に八戸学院光星高校を挙げさせてもらいます。
春季大会では、青森山田高校に接戦の末惜しくも敗退をしたがやはり1番の伊藤選手から始まる打撃陣は脅威であります。
2番の島袋選手も小技を使える2番打者として3番武岡選手に得点圏で回すような采配を取ってくるであろうと読んでおります。
攻略の糸口はこの1,2,3番打者をいかに封じ込めて塁を埋めない事であると思います!
青森山田
次に優勝候補として挙げさせていただくのが青森山田高校です。
春季大会は八戸学院光星を破り優勝という勢いもあり、堅い守備力から少ない失点で試合運びをしてくるであろうと読んでおります。
エースの堀田選手の仕上がり状況にとても左右されるとは思われますが、唯一1年生でベンチ入りをしているU-15日本代表にも選出された藤森粋七丞も控えに備え、小牟田龍宝選手と能力の高い投手が揃っていると戦力的にはとても安定しております。
3番の川原田純平、4番の平野時矢の両2年生コンビの打棒にも要注目であります!
弘前学院聖愛
弘前学院聖愛高校です。
春季大会準優勝の実績と、東北大会で優勝を成し遂げた勢いは折り紙つきでしょう!
投内外野と守ることの出来る三刀流の成田京平選手を軸に勝ちあがってきた春季大会と東北大会。
夏大会も恐らく成田投手を軸に戦ってくることが予想されます。
粘り強く打たせて取るピッチングが持ち味なので、守備時の安定感が試合を操作する場面も増えてくると思いますね!
打撃面では2年生の古館智礼選手、3年生の櫻庭脩永選手の3番4番コンビの活躍に期待です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
甲子園常連の八戸学院光星高校に、今春を制した青森山田高校、さらに東北大会を制した弘前学院聖愛高校の三つ巴状態。
それに引けをとらず弘前東高校に青森商業と力が拮抗している高校がひしめいています。
春大会から今大会前までの期間を充実した送り方をした高校に勝敗があがると思われます!
どこの高校が優勝となってもおかしくない青森大会は要注目です!
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