2019夏季高校野球|宮崎予選大会の優勝候補を予想!注目選手や戦力は?

2019年の夏の甲子園は第101回を迎えます!

今回は宮崎大会の優勝候補と注目選手を紹介します。

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夏予選宮崎大会の日程

  • 抽選日:6月19日
  • 公式戦:7月6~23日
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各高校の戦力

戦力評価【ABC評価】

高校名 打撃 守備 走塁・機動力 総合戦力
延岡学園 B A B A
宮崎工 B A B A
宮崎商 B C B B
延岡商 C C C C
妻・新妻 B B B B
都城工 B B B B
富島 B A B A
延岡 C C C C
日向学院 C B B B
都城商 B B B B
延岡星雲 B C B B
宮崎大宮 B C B C
宮崎日大 B B B B
日章学園 B A A A
宮崎南 B C B B
小林秀峰 B C B C
高鍋 B B B A
西都商 B B B B
宮崎海洋 C C C C
宮崎西 C B B B
飯野 C B B B
宮崎農 C C C C
福島 B B B B
都城農 B C B C
聖心ウルスラ学園 B B B A
日南学園 B B B B
高城 B C C C
佐土原 B C B B
都城高専 C C C C
本庄 C C C C
高鍋農 C C C C
門川 C C C C
宮崎北 B B B B
日南 B B B B
日向 B B B B
日南振徳 B C B B
都城東 B A B A
宮崎学園 B B B B
小林 C C C C
都城西 B B B B
小林西 B A B A
都城 B A B A
都城泉ヶ丘 B B B B
延岡工 B C B B
高千穂 B B B B
宮崎第一 B A B A
鵬翔 B A B A
日向工・都濃 C C C C
宮島 C C C C

 選抜出場の日章学園は守備と走塁、総合力、計3つでA判定です。

守備と総合力2つにA判定を付けた学校は8つあります。

1校目、小林西。

秋県準Vで春V、日章学園への最大の対抗勢力であり、その差を縮めてきております。

2校目、宮崎第一。

秋準決勝で小林西にサヨナラ負けを喫し、春も決勝で同校に敗れ惜しくも準Vとなりました。

チームを引っ張れる好投手がおり、守備力を基盤に高い水準にあります。

なお、5月の明石商を招待した練習試合では0-0と引き分けるほどの実績もあります。

3校目、都城東。

ここは県を代表する注目の好投手が複数おります。

4校目、宮崎工。

秋準々決勝で小林西に3-136回コールドという状態から春には同校と1-3にまで差を詰めてきております。

「このままいけば?」と予感させます。

5校目、都城。

春宮崎第一と1-2互角の戦いをした古豪もまた不気味な存在です。

6校目、鵬翔。

秋は大敗しましたが、急速に力をつけ、春ベスト8まで勝ち残りました。

7校目、昨春選抜出場の富島。

春とコンスタントに上位進出し、あと一歩をうかがっております。

8校目、延岡学園。

6年前に全国準V

7回の強豪。

春は初戦で富島に1-2と惜敗しました。

ほかの有力候補はこちらです。

高鍋。

春準決勝進出。

5月桐蔭学園との招待試合において、5-3で勝てる実力があります。

都城西。

春準々決勝進出。

やはり桐蔭学園に3-3で引き分けております。

聖心ウルスラ。

公式戦で富島や都城東を苦しめたダークホースです。

日南学園。

春は低迷しましたが、巻き返しが期待されます。

打撃部門の注目校:小林西

4番の川端涼太は長打力があります。

浦林祐佑、竹ノ内涼、石川零也など好打者はそろい、下位打線もフルスイングで抜け目がありません。

春の九州大会では選抜出場の大分相手に長短打からませ15安打8得点と打棒が爆発しました。

冬場から守備力がかなり安定しただけに、夏はこの勢いに乗り、頂点を目指したいところです。

守備部門の注目校:都城東

武藤、黒田という注目の左右の好投手を擁しております。

春の県大会では4試合で7失点。

準々決勝では昨春選抜出場の富島をも0封しております。

秋はわりと失点が多かったのですが、かなりチームが上向いているところがうかがいしれます。

夏に調整がうまく合うと、全国も夢ではありません。

ただ、5月の明石商との練習試合では投手陣が11失点と打ち込まれております。

甲子園でやるにはまだ課題が多そうです。

名将の采配にも注目が集まります。

走塁・機動力部門の注目校:日章学園

日章学園は注目の平野大和選手の並外れたハイスピードで知られ、ほかの選手も多くが6秒台前半。

送りバントよりは盗塁やエンドランを多用して次の塁を貪欲に狙います。

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5人の注目選手

宮崎大会の注目選手を5人選ばせていただきました!

都城東:有馬太玖登

173cm78kg。右投げ右打ち。2年生。

MAX146km、走りのよい直球が持ち味です。

スライダーはキレがあり、多彩な変化球を投げます。

たまに、制球に荒れるところがあります。

都城東の河野譲次監督はかつて、延岡学園で指揮を執り、元ロッテの黒木知宏投手などを育成した経歴があります。

かの人の指導のもと、まだ2年生の有馬投手がさらにどれほどの飛躍を示すのかが楽しみです。

都城東:武藤敦貴

左投げ左打ち。3年生。

投手であり、外野手です。

直球は130km台後半。

5月に行われた明石商招待試合においては4イニング4失点と課題を残しております。

また、野手としても長打力があり、注目されております。

富島:黒田直人

167cm68kg。右投げ左打ち。3年生。捕手。

2018年選抜にも先発場。

この時はあの星稜・奥川恭伸投手から四球、二塁打、三塁打と見事な結果を残しております。

二塁走塁は1.83という強肩。

インサイドワークも巧みなチーム攻守にわたる要です

宮崎第一: 川島隆志

177cm70kg。左投げ左打ち。

投げ下ろされる直球はMAX144kmで伸びがあります。

チェンジアップとの緩急がとてもよく効き、打者を翻弄します。

まだ粗削り、将来有望な大器です。

日章学園:平野大和

176cm80kg3年生。外野手。50m58の俊足。日章学園中出身。

フルスイングのバッティングが特徴。

ハイアベレージでありながら、両翼100mの宮崎アイビー球場の中越えの本塁打をたたきこむパンチ力があり、打点も量産します。

守備範囲が広く、強肩を買われて3塁種を務めることも。

まさに走攻守3拍子そろったマルチプレイヤーです。

1年からベンチ入り。

2年秋季の県大会準決勝で剥離骨折になりながら痛み止めを飲み、九州大会に出場。

初戦は4番として2安打2打点の活躍です。

そのままチームは勢いに乗り、準決勝進出、見事選抜出場を果たしました。

その選抜では4番として出場。

しかし、ふるわず4打数3K1内野安打。

春の九州大会では3番で出場し、西日本短大付好投手の江崎から3塁打を放っております。

夏は捲土重来し、大暴れすることを期待します。

優勝候補はこの3校!

宮崎大会の優勝候補を3校に絞らせていただきました!

日章学園

初出場を目指します。

秋の県を制し、選抜出場の実力校です。

技巧派エース石嶋留衣を擁し、チームとしてあまり大量失点を許さない安定した守備力が持ち味です。

ただ、打に関しては平野大和選手一人がやや突出した傾向にあり、より層の厚い攻撃が望まれます。

一方で、日章学園は全国ベスト8を果たした日章学園中出身の選手の割合が非常に高いのが特徴。

今後宮崎の代表常連校への足掛かりとしての大きな一歩を、今夏残すことができるでしょうか。

小林西

93年笹山投手を擁し、初出場でベスト8に大躍進して以来の出場を目指します。

秋準優勝、春優勝の実力校(日章学園は九州大会シードなので参加しておりません)。

春の県大会では5試合で4失。

140km近い速球を投げるエース鶴田の存在と、冬場入念に鍛え上げてきた守備力で失点が少なく、また接戦でのしぶとさがあります。

5月の招待試合では選抜出場の桐蔭学園(神奈川)相手に2-2引き分けという実績を残しております。

投手に圧倒的主軸はいません。

しかし、大城、鶴田、島田など複数の投手起用を持ち味とし、夏の連戦にも含みを持たせます。

一方で、打撃の調子が次第に上向きに。

攻守がうまくかみ合うと、優勝がより大きく見えてきます。

富島

夏初出場を目指します。

トーナメントでは初戦でいきなり日南学園と当たることが決定。

常連校巻き返しを期す日南学園は「ここで勝ち、勢いに乗ってやろう」と意気込んでいるでしょう。

当然、富島高校もそれは同じ。

さらに同ブロックには強打の高鍋がいます。

両校勝ち上がれば、ここは中盤の山になりそうです。

そして・・・。

強豪との度重なる激闘をしたたかに勝ち、次第に成長しながら夏の栄冠まで駆け上がりたいところです。

まとめ

 今年の宮崎は群雄割拠です。

 若干優位なのが日章学園小林西

 しかし、宮崎第一、都城東、都城、都城西、聖心ウルスラ、富島、宮崎工など、両校を上回りうる学校はほかにたくさんあり、余談を許しません。

 全体的には、守備に強く、接戦をものにするチームが多い印象です。

 すでに出た抽選の結果では、有力校は見事各ブロックに散っておりました。

 スリリングな大会が期待されます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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