「ハンカチ王子」と呼ばれ、甲子園を沸かしたかつてのスターといえば斎藤佑樹選手です。
高校時代、大学時代と華々しい活躍でプロ入りを果たしたものの、プロ野球ではなかなか良い成績を残せていません。
毎年のように「戦力外」とか「自由契約」とか斎藤選手にとっては風当たりの冷たい言葉が吹き込んできます。
しかし、成績は残せていないもののなぜか戦力外通告を受けずに現役生活を続けられています。
このことに関しては疑問を抱いている人も多いようです。
ここでは、斎藤佑樹選手の近年の成績を振り返りながら、戦力外にならない理由と引退後の可能性について深掘りしていきます。
斎藤佑樹のプロ野球成績
まずは斎藤佑樹選手のプロ成績を見ていきましょう。
以下の表にまとめてみました。
年度 | 登板 | 先発 | 勝利 | 敗戦 | 防御率 |
2011 | 19 | 19 | 6 | 6 | 2.69 |
2012 | 19 | 18 | 5 | 8 | 3.98 |
2013 | 1 | 1 | 0 | 1 | 13.50 |
2014 | 6 | 6 | 2 | 1 | 4.85 |
2015 | 12 | 7 | 1 | 3 | 5.74 |
2016 | 11 | 3 | 0 | 1 | 4.56 |
2017 | 6 | 6 | 1 | 3 | 6.25 |
2018 | 3 | 2 | 0 | 1 | 7.27 |
プロ1年目はまずまずの成績だと思うのですが2年目以降の成績は改めてみると、残念ですね。
良いピッチングもしている時もあるのですが、勝ち星を取れない不運も結構ありました。
勝負の世界は厳しいですね。
斎藤選手じゃなかったら、戦力外通告になってもおかしくない成績です。
年俸に関しては、2019年は1600万円とどんどん下がっていっています。
あるプロ野球解説者は斎藤選手に対して
「斎藤ですが、今から先発ローテーション入りして2ケタ勝利しろなんて言っても、無理。二軍ではリリーフもやっているが、中継ぎでいいからチームに貢献できれば周りの評価も変わってくる」
と評しています。
これからは、先発ローテーションに組み込まれることはほぼ不可能でリリーフでチームに貢献するしかなさそうですね。
それにしてもこのような成績でも戦力外にならない理由はなんでしょうか?
戦力外にならない理由とは?
俺はもぉ1回あなたが輝いてる時代を
見たいです!
去年まで早く引退しろとか言ってた人達を
見返してやってください
斎藤佑樹選手が活躍したら
チームは勢い着くと思います
ファンはディスるならファンやめてください
ファンは選手の味方でしょ
ファイターズの選手を素直に応援
してあげましょうよ! pic.twitter.com/pantGmyZJT— なおっちファイターズ応援 (@Ka6khUpYnEvMkkO) February 20, 2019
戦力外にならない一番の理由は斎藤佑樹選手の知名度の高さです。
プロ野球では鳴かず飛ばずであったとしても、高校時代、大学時代に築き上げてきた実績は大きいです。
高校の夏の甲子園では現メジャーリーガーの田中将大選手との一騎打ちを制し全国制覇を果たしました。
大学時代は、東京六大学で30勝300奪三振の歴史的快挙も成し遂げています。
プロ野球で活躍できていない理由として、ケガが最も大きな要因とされています。
ケガによってフォームを乱し、球威のある球を投げれなくなってしまいました。
それでも戦力外にならないのは、斎藤佑樹選手が登板する日には観客が多く球場に詰め寄るからです。
これが過去に実績を積んだ男の賜物なのです。
プロ野球選手は一野球選手である前にビジネスマンでもあります。
観客が入ってこそ、球団に貢献しているという見方もあるくらいです。
「日ハムは寛容だから斎藤佑樹はクビにならない」という声もありますが、僕から言わせてみればどこの球団に入ったとしてもクビにはしたくない選手です。
現に斎藤佑樹選手のグッズは人気が高くて、よく売れるようです。
さらに2018年に背番号を1に変更した際には、売れ筋は急上昇したのだとか。
球団からしたら、多いに貢献してくれている選手ですよね。
経営とかお金とか絡むと汚いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、何も汚い話ではありません。
チームへの貢献は野球以外でもできることを証明している一例だと思います。
当の本人からしたら皮肉に聞こえるかもしれませんが、これも立派なチームプレーです。
引退後の進路は幅広い斎藤佑樹
日本ハム・斎藤佑樹、最速137キロと向き合う現実 「ファイターズを出されるなら辞めます」 球威捨て必死で覚えた秘密兵器とは #lovefighters #npb https://t.co/Zbq1vuCEXK
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) February 22, 2019
それでも年齢は30歳を超え、そろそろ活躍しないと本当にクビが切られるのではないかとみている方はヒヤヒヤします。
おそらく本人も同じ気持ちでしょう。
引退という2文字が頭をよぎっている人も多いと思います。
これだけネームバリューがある斎藤佑樹選手ですから、スポーツキャスターへの道も十分あり得るという意見もありました。
現役時代、あまり成績を残せなかったけど、スポーツキャスターで有名になっている人もいます。
例えば、元ヤクルトの荒木大輔氏、元巨人の水野雄仁氏などが有名ですよね。
例に挙げた二人は抜きんでた成績は残せなかったものの10年以上は現役を続けました。
斎藤選手もあと2年経てば、プロ生活10年が経ちます。
ある意味、このラインが現役生活続行かキャスター転向かの生命線になるかもしれません。
斎藤佑樹選手の場合、スポーツキャスターだけでなく、他の野球関連の仕事は降ってくる可能性は高いです。
知名度が高いというのと、何よりも早稲田出身で頭もよいです。
分かりやすく説明してくれそうなので、野球解説者からのスカウトもありそうですね。
まとめ
- 斎藤佑樹のプロ現役成績は鳴かず飛ばす
- 戦力外にならない理由は人気が高いから
- 引退後の有力な進路はスポーツキャスター
ということが判明しました。
戦力外とか引退という話をしてきましたが、まだ現役選手です!
これからぶり返して大活躍をする可能性はゼロではありません。
その日を待ち望んで応援しましょう。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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