日ハム入団が決まっている金足農業の吉田輝星選手。
2018年100回大会の甲子園を皮切りに日本中で人気を博しています。
こんなにも人気が出ているのには相当の実力があるからには間違いないのですが、他の選手も見てみると、吉田選手よりも優秀な成績や要素を持っている選手もいました。
なのになぜ、最も注目されているのが吉田選手なのでしょうか?
今回は、他の選手よりも人気が出ることに対して疑問を感じる要素、吉田選手が人気である理由、プロ一年目はどれくらいの活躍が期待できるのかについて解説していきたいと思います!
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他の選手より人気が出ているのが疑問とする要素
激動の1年を振り返る君から
甲子園での勝負師の様な
熱い表情は消えていた
優しく美しく 時に儚げな
とても大人びた野球小僧
吉田輝星 第1章は
秋田で幕を閉じた涙を拭いて
吉田輝星 第2章は
すぐに開幕だ
紫色の想い出は
夏のポッケにそっとしまい
新しい星の輝きを
しっかり見守ろう#吉田輝星 pic.twitter.com/VT3FVb4Gph— るー (@i6mPuyc0NxYHPE2) December 30, 2018
同世代は豊作の年でしたね。
吉田選手ももちろん実力は確かなものですが、同世代ではもっと実力の高い選手はいるのでは?と思っている人も少なからずいると思います。
吉田選手の人気の理由を見ていく前に、まずは一般的に抱く疑問が浮上する要素について見ていきたいと思います。
甲子園で優勝したわけではない
特に大阪桐蔭からは4人の選手がプロ入りを果たしました。
さすが甲子園優勝校!
プロレベルの人材が揃っていたからこその結果を残しましたね。
一方、吉田選手が所属する金足農業高校は準優勝でした。
決勝戦では13-2の大阪桐蔭の圧勝。
手に汗握る試合とは程遠い展開となってしまいました。
全国制覇を果たした大阪桐蔭の選手たちにも注目は集まっていますが、比較にならないくらい吉田選手に注目が集まっていることには疑問を感じざるを得ない人はいるのではないでしょうか。
ドラフトでの指名も外れ1位だった
https://www.instagram.com/p/Br_-4ZADul3/
豊作の世代とはいえ、吉田選手への評価はメディアで報じるとおり、各球団のスカウトからは高いものでした。
複数球団が競合となると思っていた期待とは裏腹にまさかの1巡目ではどの球団も吉田選手を指名することはありませんでした。
大阪桐蔭の根尾選手を1巡指名した北海道日本ハムファイターズが交渉権を逃し、外れ1位という恰好で吉田選手を指名して、結果的にドラフト1位でプロ入りを果たすこととなります。
この出来事を見ると、なんだか同世代の他の選手よりも実は劣っているのではないかと思ってしまいそうです。
なぜ最も人気が出ているのか?突出した部分を調査!
甲子園で優勝を果たせなくても、ドラフトで外れ1位になったとしても、人気を博しているのは必ず理由があります。
人気の理由についてまとめてみました。
甲子園を一人で投げぬいた
秋田地方予選から、甲子園では全試合を吉田輝星選手が登板しています。
秋田予選では全5試合を、甲子園大会では全6試合に登板し、決勝戦では5回登板し、それ以外の試合では完投しました。
秋田予選では34回636球、甲子園では50回マウンドの地を踏み881球を投げました。
合計で1517球を投げたことになりますね。
一人でこれだけ投げぬいた選手は今大会で他にいたでしょうか。
優勝した大阪桐蔭も柿木選手や根尾選手が継投をするなどして、監督が上手に采配していました。
完投完封はピッチャーの美学というのは少し古い考え方かもしれませんが、現実に実現してくれるとやはり見ている人からすれば、感動させてくれますね。
一方で、一人のピッチャーにこれだけ投げさせたことが物議をかもし、球数制限や休養日を増やす試みが進んでします。
これに対して、吉田選手は以下のように語っています。
今夏は秋田大会から甲子園決勝まで1517球を投げ抜いた。「自分の場合は、あれでケガをしているようでは上の世界で通用しないと思う」と自らは問題なしとアピール。それでも、「強い高校で、何人もピッチャーがいるのなら無理をする必要もないと思う」と賛否の立場に立って話した。
引用:スポニチ
なんとストイックなコメントなんでしょう!
これくらい投げなければ上の世界で通用しないと自分自身に檄を飛ばしています。
また、自分の立場だけの考えを主張するだけでなく、否定的な意見も理解した発言をしていることから、冷静な分析ができる性格なのだと窺えますね。
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マウンド上の侍ポーズ
今となっては吉田選手の代名詞となった侍ポーズ。
野球のプレーには関係のない動作ですが、このポーズをすることで仲間との意思疎通を図りリラックスしてピッチングしていたのだとか。
ルーティーンの1種といってもいいでしょう。
前田健太選手のマエケン体操然り、イチロー選手のバッターボックスでバットを差し出す仕草然り、一流選手にはその人固有のルーティーンがあるものです。
甲子園のマウンドで侍ポーズをやった選手はきっと吉田選手の他にはいないでしょうから、ここまで騒がれたのでしょうね。
顔立ちが整っているイケメン
https://www.instagram.com/p/BsAhWpMBlrT/
世間は「イケメン」「美女」という言葉には敏感です。
端正な顔立ちな吉田選手には女性ファンも多いですね。
目もパッチリしていて、鼻も高く、スッキリとした唇は上品な顔立ちを作り出しています。
大阪桐蔭の根尾昴選手や藤原恭太選手もイケメン度では良い勝負だと思っています。
吉田選手の場合は、この二人の要素に加えて、一人で投げぬいたということや全国的には無名校で甲子園に出場したことが大きな影響を与えていると考えられます。
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理想的な体形を作り出している筋肉
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吉田選手は公式戦で最高球速152㎞/hを出しています。
ということは、それ相応の筋肉が備わっているということです。
176㎝の身長でありながら、体重は82㎏!
すでに、プロ野球選手のような体形をしています。
身長はさほど高くはないものの剛速球を生み出せているのは、下半身の筋力がしっかりついているからなのだとか。
確かにユニフォーム姿を見るとパツパツですもんね。
さらに、オフの期間はプロに入るまでは下半身の強化に勤しんでいるようなので、さらなる球速アップをしてくれそうな予感がします。
常に高嶺を目指す努力家
https://www.instagram.com/p/Br-Y7bbjTgX/
努力している人は男女問わず魅力的です。
甲子園であれだけの結果を残せたのですから、努力していることは明白です。
オフのトレーニングでも筋力強化を図り、パツパツの制服姿でカメラの前に現れた時には驚いた人も多かったのではないでしょうか。
プロではどれくらいの活躍をするのか予想!
https://twitter.com/gari_wasabi/status/1079303367757783042
気になるのはプロに入ってからの活躍。
こればかりはふたを開けてみないと分からないところではありますが、予想するのも楽しいですよね。
ネットの声や、過去の日ハムエースから参考にした予想、球速・球種・体格から分析して総合的に予想してみました。
ネット上の意見
https://www.instagram.com/p/Br2dv9SnSpO/
ネット上での意見では以下のようなコメントが目立ちました。
- 横浜高校の監督と栗山は松坂大輔レベルって言ってるけど
- 高校時代の斎藤佑樹
- 背が低くてストレートが売りなんだからのりもとタイプやろ
中継ぎでもいい - 1年目はとりあえずハンカチくらいやれれば十分
- うまくいって10勝10敗する投手だろ
- ・甲子園準優勝
・東北出身
・日ハムのドラフト1位 もう分かるやろ?
全盛期の松坂大輔選手や則本昂大選手のような活躍が期待されているようですね。
1年目で10勝10敗も期待されていることが明らかになりました。
確かに大成する投手の1年目は勝率5割の人が多いような気もしますね。
甲子園準優勝という点では田中将大選手と、東北出身という点では大谷翔平選手、日ハムのドラフト1位と言う点ではダルビッシュ有選手と大谷翔平選手と共通点があります。
直接、プレーには関係ありませんが、こういった共通点があると何かやってくれそうな期待が高まりますね。
過去の日ハムエースとの比較で分析
https://www.instagram.com/p/Br408GaHk5L/
近年の歴代日ハムエースと言えばダルビッシュ有選手と大谷翔平選手。
ダルビッシュ選手は14試合に登板し5勝5敗。
大谷翔平選手は13試合に登板し3勝無敗。
二人とも甲子園では優勝を逃しています。
共通点もいくつかありますが、吉田選手との決定的な違いは身長ではないでしょうか。
ダルビッシュ選手は195㎝、大谷選手は193㎝と日本人離れした巨人です。
吉田選手は二人より20㎝近く低いので、二人と同じような練習では追い抜くことはおろか追いつくことさえ難しいでしょう。
低身長でもプロでも活躍している投手はいます。
有名どころでいうと則本昂大選手や桑田真澄氏です。
下半身がしっかりしている分、身長はカバーできるような気もするので、大谷選手やダルビッシュ選手より登板機会は少し減るものの1年目から十分に活躍できるのではないかと思います。
体格や球速、球種から分析
甲子園の時から体はすでにプロ級に出来上がっていましたが、さらに体に磨きをかけています。
下半身がもっと強化されれば球速も155㎞/hくらい出るのではないでしょうか。
さらにコントロールもよく、ノビのあるストレートも持っているので、打ち取るというよりかは三振を奪っていくスタイルのピッチャーになりそうです。
また、気持ちの切り替えも早いタイプだと予想されるので、ホームランを打たれてからも立ち直ることもできると思います。
気持ちの切り替えがしっかりできている投手は失点したとしても勝ち星を増やすことができるので、勝率は5割は超えてきそうですね。
総合分析
ネットの声と過去の日ハムエースの成績、体格や球種などのスキルなどから分析した予想を総合的に見たら1年目ではざっと、以下のような成績になるのではないでしょうか。
登板10試合5勝3敗
皆さんもぜひ予想してみてください!
1年目のシーズンは、4試合に登板し1勝3敗でした。
プロは1年目だけが勝負ではないので、長い目で見て、プロ野球界を代表する選手になることを待ち望んでいましょう!
まとめ
吉田選手の人気ぶりの要素を挙げてみましたが、イケメン要素や実力、努力、筋肉に関しては大阪桐蔭の根尾選手や藤原選手と共通していました。
なので、吉田選手が突出した理由としては、
- 無名校
- 一人で投げぬいた
- 侍ポーズ
この3点だと考えられますね。
皆さんは吉田選手のどんなところが好きですか?
ぜひコメント欄で教えてください!
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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