コラム

野球における走り込み練習にはどんなメリットがあるのか?科学的根拠についても

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

元気に野球を語ります。どーも、ラックです。

野球部の走り込みについて語っていきたいと思います。

野球って試合ではそんなに走る場面が少ないスポーツなのに、練習ではなぜあんなに走るのか。

こんな疑問を持たれた方も多いと思います。

ひとえに走っているといっても尋常じゃないくらいひたすら走っていると思っている人も少なくありません。

一体、走り込むことで野球においてどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか?

野球部の走り込みはどんなメリットがあるのか?

諸説ありますが、以下の二つの理由があると言われています。

体力づくり

根性づくり

体力にづくりに関して、野球は試合ではそこまで体力は使わないんじゃないの?と思うかもしれません。

野球は「打つ」「捕る」「投げる」といった動作の特徴があり、これらは他のスポーツにはなかなかない動きをします。

また、日常でも意識しなければ、こういった動作の機会はありません。

野球が上手くなるためにはこの「打つ」「捕る」「投げる」といった動作に慣れなくてはいけませんよね。

慣れるためには反復練習が必要です。

反復練習には体力が必要となるので、体力づくりに神経をとがらせているという説もあります。

もう一つ、体力がなければ、大会の時の連戦で勝ち上がっていくことは難しいとされている説もあります。

根性づくりに関しまして、きつい状況に自らを追い込み、それに耐える精神力を養うという意味を持たせることも多いようです。

中には入部したての頃にきつい走り込みをさせて、個々人の気合いを見て、次のステップの練習に参加させるかどうかの「選抜」をしているチームもあると聞いたことがあります。

グラウンドの広さにも限界があるので、限られた人しかグラウンドを使えないといった事情も絡んでくるのでしょう。

根性は確かにつくかもしれませんが、その場合、ちゃんと明確な目標を持ってやり遂げたという成功体験がないといけない気がします。

辛い時に「まだできる!」と言い聞かせる時って「あの時もできたじゃないか」と自分に成功体験がある時ではないでしょうか。

そのための明確な目標設定を個々人にすべて任せるのではなく、指導者のサポートが必要になってくるところだと思います。

体力をつけると野球は上手くなるのか?

体力をつけるだけでは野球そのものに使う技術が向上するわけではありません。

あくまで練習のための体力づくりといった意味合いが強そうです。

個人的には練習のための体力づくりだったら反復練習をしながら体力をつけさせたほうが効率的ではないかと思うのですが。

だからといって走り込みをすべて否定しようとは思っていません。

走り込みによって、野球が上手くなった体験があるので、紹介します。

【体験談】「騙されたと思って走ってみ」

ある日、コーチを務めていた顧問が言いました。

「野球が上手くなりたかったら、騙されたと思って走ってみい。」

その当時、私はレギュラーの座を脅かされるくらいすごく微妙な能力しか持っていなかったのでかなり危機感を覚えていました。

藁にも縋る思いで、コーチの言葉を信じ、部活が終わって帰宅後、毎日5㎞くらい走ることにしました。

1か月以上は毎日続けたと思います。

中学時代、弱肩だった筆者ですが、ランニングを始めてしばらく経った頃にキャッチボールノックでの送球が安定していたのを感じました。

こういった経験をしてきたので、走り込みは無意味ではないと断言できます。

しかし、走り込みによって野球が上手くなる効果は決して大きいものではない気がします。

ランニングで得られる、体力増加、体のバランス改善によって、フォームの安定化は図れると思うのですが、別にランニングにこだわることはないはずです。

入部したての頃は部活時間、ボールを使う練習を全くしなかったのですが、今思うと無意味にもほどがあると思っています。

走り込みは効果が薄い説

そもそも野球は瞬発系のスポーツですから、たくさんの距離を走って鍛えるという考え方は的を外している気がします。

使う筋肉が違うのだから、マラソンのような体力は必要ありません。

走り込みが重要とされるピッチャーだって、長距離ランのような有酸素運動ではなく、無酸素運動の動きの連続です。

体に無酸素運動の体力をつけさせることを意識しなければなりませんので、長距離を走るよりは短距離を何度も走って、投球動作に必要な筋肉をつけていかなければなりません。

効率的な走り込みの取り入れ方

では、長距離ランは全くしなくてもいいのかという疑問が出てきます。

このことに関して、科学的観点から解説した記事を見つけましたので載せさせていただきます。

【野球】散々叩かれている「走り込み」を科学的に全力で肯定してみた

結論から申し上げますと、適度な走り込みが良いとされています。

走り込みはケガのリスクもありますので、地面の負荷があまりかからないところを選んで行うべきでしょう。

「走り込み」は、理屈で考えると、野球選手にとっては間違いなく「有用」である。

ただし、

・連続して行う場合は「20-30分程度」までに留めるべき。昭和みたいに二時間とか三時間とかやるとむしろ有害

・コンクリ・アスファルトの上ではなく、芝生や土の上で走るべき

・ランメニューは「長距離」と「超短距離」に限定すべき

という条件が付く

※クリヤマベースボールアカデミーより

まとめ

練習によってどんな効果が得られるのか、ロジカル的根拠を理解しながら練習に取り組むべき。

やみくもに努力してもいけません。

努力は方向性が重要です。

ここでいう方向性とは、理想形に向かって科学的根拠に基づいた努力をすることであります。

ある程度、自分がやっている練習は将来的にどのような効果をもたらすのか選手が想像しやすいようにしてあげると、選手の練習へのモチベーションも高くなり、上達も早くなります。

そして、頭を使い考えるクセも身につくので、試合でも応用の効いた選手を育てることも期待できるでしょう。

頭を使う習慣は野球以外でも役立ちます。

野球を通じて、人生のあらゆる場面で活かされることも視野に入れておくとより一層甲斐を感じること間違いありません。

 

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください