コラム

高校野球とプロ野球の決定的な違いとは?野球少年にプロ野球を見せるべきか?

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

今日も元気に野球を語ります!どーも、ラックです!

野球の指導をされている方や、子供が野球をしている親御さんなら気になるであろう

子供にプロ野球中継を見せるべきか

という疑問について考察してみました。

プロのプレーは理想に近いのだから見せるべきだろうと考えそうですが、

この疑問については様々な意見があります。

プロ野球を見せるべきという主張と見せるべきでないという主張にけっこう分かれるんですよね。

では、なぜそのような主張をするのか、それぞれの意見の根拠となる部分に迫りながら、どのように子供にプロ野球中継と関わっていけばいいのか、考えてみましょう。

プロ野球と高校野球(アマチュア)の違い

まずは、プロ野球とアマチュア野球の違いについて見ていきます。

当然、子供はプロ野球をやっているわけではなく、アマチュア野球をやっているわけです。

アマチュア野球とプロ野球では求められることが違います。

決定的な違いは、

野球でお金が発生するかどうか

です。

つまり、プロ野球は観ている人に面白い!と思わせる要素が必須になってきます。

ただ一生懸命やっていればいいということではなくて、そこに実力も伴わせて、野球ファンの心を掴まないといけないわけですね。

野球ファンの心を掴むためにはどういうプレーをしたらいいのでしょうか。

もし、プロ野球選手全員が同じプレースタイルだったら観ている人からしたらどうでしょう。

少し味気ない感じがしませんか?

プロの世界は、今までの野球人生の中で培ってきた基礎・土台があるから、個性が磨かれたプレースタイルを披露することができ観ている人も楽しめるのです。

アマチュア野球では、特に小学校の期間は基礎固めに集中しなければなりません。

観ている人を楽しませようという考えはアマチュア野球には必須要素ではないということですね。

プロ野球は見せるべきとする意見

子供にプロ野球を見せると効果的だとする主張が書かれてある記事を見つけました。

こちらの記事ではスポーツ医科学的な観点からの主張なのでかなり説得力があります。

投球運動の子どもの成長への影響:小山 啓太 – 球活JP

投球動作から子供の運動能力を高めることができるという内容となっており、

プロ野球選手の動作を真似ることは非常に効果的な学習であるとされています。

スポーツに積極的な姿勢を持たせるためにもかっこいいプレーや真似してみたいと興味を持たせることで野球上達にもつながってくるわけですね。

また同記事では「投げる」「捕る」動作ができれば「打つ」動作もできるようになるという面白い見解を述べています。

プロ野球は見せるべきでないとする意見

反対に、プロ野球は見せるべきでないという意見の記事もありました。

警告!野球少年に見せてはいけないアレ。

この記事の筆者は野球少年のお子さんをお持ちのようです。

プロ野球選手のスイングに着眼点を当て、意見を述べていらっしゃいますが、プロ野球を見せるべきでないとする理由は二つ挙げています。

悪いスイングが身につく

ということと、

好調な時でも不調に陥る

ということでした。

レベルの高いプロ野球では、相手投手の剛速球とキレのある変化球に対応しなければなりません。

すると、体勢を崩された状態で打つことも多いプロ野球では、悪いスイングでもヒットにするシーンがよくあります。

子供は珍しいものに興味を示しますから、悪球打ちの真似もしかねません。

こういうことが起こると、野球を指導する立場としては困りますよね。

同記事の筆者はプロ野球を見せるより、身近の一番上手い子のスイングを見せるべきだと主張されております。

【体験談】中学時代の監督が「プロ野球は見るな」と言った意図

筆者も中学時代、監督に「プロ野球は見るな」と言われました。

野球を学ぶのなら、高校野球を見るように言われました。

そもそも中学野球とプロ野球では性質が違います。

例えば、

一塁まで全力疾走をしない

という点。

プロ野球では、全員ではありませんが一塁まで全力疾走しない場面はよく見受けられます。

それは、アマチュア野球とは違って、プロ野球はシーズン中は毎日のように試合があるから、その日だけで体力を使い切っては持ちません。

要所を抑えて力を出すところと力を抜くところを判断してプレーしているのでしょう。

それと比較して、アマチュア野球では全力で走っても、次の試合にはあまり支障をきたすことはありません。

それに、プロと比較すると相手がミスをする確率も高いですから、全力で走ることによって相手が焦りエラーしてくれれば、出塁する可能性が高まります。

こういった性質の違いから、求められるプレーの違いが生じるので、マネしてほしくない点がプロ野球には点在しているのです。

でも、プロ野球から学べることは事実ですので、個人的にはプロ野球を見るなとは一概に言うべきではないと考えております。

まとめ:目的を持ちながらプロ野球を見るべき

悪球打ちとか、全力疾走をしないとか、子供にマネしてほしくないプレーに影響されてしまうのは、

プロ野球を見る際に明確な目的を持っていないからです。

目的を持っていなければ、目に入ってきたものの中で好奇心をそそられ、影響を受けることは避けられません。

正確な送球をするためにはどのように投げればいいのか、

強い打球を打つために効果的な打ち方はないか、

こういった目的意識を持ちながら、プロ野球を見るならば、野球を上達させるためにはジャンジャン見せるべきと考えます。

見る際には明確な目的を持っていれば、情報が精査されるので、非常に有益です。

余談ですが、この記事を書くために色々調べていたら面白そうな本があったので、買ってみました。

読み終わったら、レビュー記事も書きたいと思いますので、そちらのほうもぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

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