コラム

野球の投げ方がおかしいのは問題ない?投げ方を忘れたら意識すること

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

野球の経験の中で大半の人は悩んだことがあるであろう

自分の投げ方

この議題について語っていきたいと思います。

自分の投げ方が人から見ておかしいんじゃないかと意識しすぎると、イップス発症の可能性も出てくるので気を付けなければなりません。

イップス

俗に、スポーツの集中すべき局面で極度に緊張することを示す言葉。また、そのために震えや硬直を起こす運動障害のこと。ゴルフのパッティングや野球の送球、投球、テニスのスイングなどで起こるとされ、選手や指導者の間で広く使われる用語だが、科学的には解明されておらず、研究基盤も乏しい。「子犬がほえる」意味の英語yipが語源といわれる。

コトバンクより

筆者も投げ方についてだいぶ悩みました。

まずは投げ方について悩むようになった体験談から話しながら、投げ方で悩む必要なんてないことを立証していきたいと思います。

意識しすぎると投げ方が分からなくなる

監督に「そんな投げ方だったか?」と言われる

中学1年生の後半にさしかかった頃でした。

最上級生が引退して、ようやくキャッチボールをさせてもらえるようになり数か月が経った頃です。

あまり目立つような技術がなくて、監督の目に留まるような選手ではなかった私は、監督が近くに来たらアピールをしなければなりませんでした。

私の良いところは思い切りの良さだと思って自負していたので、日頃から元気よく、思いっきり投げるエネルギーを監督が近くに来たら倍増にしていました。

良いんだか悪いんだかw

キャッチボールの最中、監督が私の近くに来たのでエネルギーを最大放出しました。

そしたら、監督が私のところでピタッと足を止めたのです。

お、俺の技術が監督の目に留まったのかな?( ̄ー ̄)ニヤリ

とか思いながら、キャッチボールを続けていると、監督の口が開き、

「ラック、お前、そんな投げ方だったか?」

と、言ってきました。

とっさに私は、

「はい!ずっとこんな感じです!」

と元気に返事をしたら、

「そうか」

言って、そのまま監督はその場を跡にしました。

言われた瞬間は、何も考えずに返事しただけだったのですが、監督が立ち去ってからいろいろと考えが巡り、ついには

俺ってそんなに投げ方が変なのか!?

といったネガティブな発想が出てきてしまったのです。

それから、毎日のように自分の投げ方を気にするようになりました。

「投げ方キモイ」と同級生に言われる

投げ方を気にするあまり、キャッチボールの際、過度に自分の投げ方のフォームチェックをするようになりました。

それが目立ったのか、同級生が私のフォームチェックのマネをするようになり、私の投げ方が話題になることがありました。

「ラックの投げ方ってキモイよね」

とか

「フォームが固いよね」

とか

言われるようになって、すごく自分の投げ方にコンプレックスを感じるようになったのです。

周りはいじっている雰囲気でしたが、いじられている本人からすると、拷問を受けたような苦痛でした。

いじられなくなっても、以前いじられた時の言葉が染みついていて、自分は投げ方が変なのだと異常に気にするようになってしまったのです。

コーチの一言で吹っ切れる

投げ方が変だったとしても、努力は怠りませんでした。

なんとかレギュラーになろうと一生懸命練習をし、試合にもスタメンで出れるようになりました。

レギュラーとして、試合に出場するようになってもやはり投げ方に関していじられることは止まりませんでした。

試合にも出たいけど、投げ方を良くしたい思いのほうが強くなっていたのを今でも強く覚えています。

それはバカにされるのが辛かったから。

だけどチームメートとも仲良くやっていきたいし、自分が耐えるだけで関係が崩れないのならば我慢すればいいと自分に言い聞かせていました。

でも、やっぱり悔しいんです。

レギュラーであり続けたいという思いで練習に励みながらも、バカにされたくないという思いが重なっていました。

 

しかし、ある日、コーチが皆を集めて言った言葉で私のコンプレックスは吹っ切れたのです。

「個性的な投げ方をしていても、ちゃんと送球できているやつは人よりも努力してるんだ」

話の脈絡は忘れてしまいましたが、この言葉が印象に残っていて、まるで自分のことを言われているような感覚になったのです。

人からバカにされたとしても、認めてくれる人がいるのだ

そのことが分かっただけでとても心が軽くなり、コンプレックスという言葉は私の脳内辞書から消えていたのです。

投げ方を忘れたら思い出すべきこと

投げ方でコンプレックスを抱えている人へ伝えたいことがあります。

かっこいい投げ方を身に付けるよりも、

相手の胸にちゃんと投げられる送球能力をつけることのほうが重要です。

かっこいい投げ方を身に付けるよりも、

低い球で力強いボールを投げることのほうが重要です。

むしろピッチャーならば、大衆が綺麗とみなすフォームで投げるよりも、個性的なフォームで投げているほうが、打者に打たれにくいケースもよくあります。

何のために投げているのか、この送球の目的が分かれば、フォームは過度に気にしすぎる必要はないのです。

もちろん、フォームでコントロールが良くなったり、球速が速くなったりすることもできますが、フォームばかりに気を取られていては本末転倒です。

自分の個性だと受け止めて、目の前の練習にしっかり集中しましょう。

フォーム改善はその後でもいいじゃないですか。

むしろ、目の前の練習に集中できない人がフォーム改善に臨むのは難しいかもしれません。

ケガがしやすい投げ方

投げ方を気にするなと言いつつも、全く気にするなというわけではありません。

筆者が言いたかったことは、自分の投げ方に対して悲観的になってはいけないということです。

投げ方によってはケガのリスクも高まることがあるので、その場合は自分の体を大事にするという意味でも、フォームを変えてみてください。

ケガがしやすい投げ方は一般的に以下の特徴があります。

・テイクバックで肘が両肩よりも上がっている

・足や腰を使わず、手投げになっている

ボールは全身を使って投げなければ、腕ばかりに負担がかかり、ケガがしやすくなるばかりでなく、ボールに威力が出ません。

全身を上手く使って、ボールに効率よく力を加えられるフォームを研究してみてはどうでしょうか?

まとめ

自分の投げ方を気にする人も多いと思いますが、個性を大事にしてください。

個性を磨いていくことに注力して、あなだだけのオリジナルな能力、技術を手に入れていきましょう!

もっと野球が楽しくなりますよ。

それではまた会いましょう。

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