育成選手として巨人に入団した山上信吾選手。
ピッチャーとしての活躍が期待されていましたが、途中から内野手へ転向するようになりました。
一体、山上信吾選手の中でどのような状況の変化があったのでしょうか。
急に内野手へ転向するという話を聞くと、投手としての自信を喪失してしまったのではないかと想像してしまいますよね。
こちらでは、山上信吾選手の投手としての能力や野手としての実力について掘り下げていきたいと思います。
山上信吾の投手としての特徴!最高球速や球種
まず、山上信吾選手の投手としてのスキルについて見ていきましょう。
主に見ていく項目はこちら。
- ストレートの球速
- 変化球の球種
- 投球フォーム
それでは一つずつ見てまいります!
ストレートの最高球速
山上信吾選手のストレートの最高球速は152km/hをマークしています。
この記録は2019年4月に計測されました。
育成選手としてはかなり速いほうではないでしょうか。
高校時代の最高球速は146㎞/hだったので順調に球速を伸ばしていったことが窺えますよね!
実は山上信吾選手はプロ1年目の2018年8月に右肘を怪我しており、7ヶ月間リハビリに励んでいました。
その期間に球速をグ~ンと伸ばしたので、相当な努力をしていたのが伝わってきます。
山上信吾選手の成長具合を見守っていたファンのほとんどは160㎞/hのストレートを投げてくれることを期待していたのではないでしょうかね。
変化球の球種
山上信吾選手が投げられる変化球の球種はこちら。
- スライダー
- フォーク
球種はこの二つだけです。
変化球に関してはあまり評価を得られているような意見は少なく、本人も「ストレートと言えば山上と言われるようになりたい」と語っていることから、変化球を自信にしている様子はありません。
プロで戦っていくためには球種をあと2つぐらい増やしたほうがいいのではないかと思いました。
1つの球種を覚えるだけでも大変なんですけど、山上信吾選手のストレートを活かすためにはチェンジアップは覚えておきたいところかなと。
投球フォーム
山上信吾選手はプロ入りしてから投球フォームの改造に励んでいました。
最初はダイナミックでテイクバックの大きい投球フォームでしたが、【担ぎ投げ】に変更します。
フォーム変更は当時の投手コーチである杉内氏からの助言がきっかけでした。
投手にとって投球フォームは命のようなものですから、一念発起の決断だったかと思われますが、山上信吾選手はそこまで投球フォームにこだわりを持っている様子ではありませんでした。
というのも、投球フォームを改造するにあたって、
[chat face=”man1″ name=”山上信吾” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””](前のフォームは)自分の中でこれでずっとやっていこうっていう感じではなくて。見よう見まねで人のフォームを見てたら、あの投げ方になったんです。そのフォームでやってきた中で、人に『こうやって投げるんだ』と教えてもらうことがなかった。今は杉内さんが教えてくれる。手応え? 最初にしては悪くないかなと。一気に良くなるとは思わないので、けがにだけ気をつけたいです[/chat]
と語っていたことからも投球フォームへのこだわりの薄さがうかがえます。
言い方を変えるなら、柔軟性が高い考え方を持っている選手といえるでしょうね!
ちなみに担ぎ投げは、ヤクルトスワローズで活躍した五十嵐亮太氏やソフトバンクで活躍した攝津正氏が有名です。
投球フォームの変更前と変更後の投げ方について気になりますよね。
動画がないか調べてみたところありました。
まずはフォーム変更前の大きなテイクバックの投げ方を見てみます。
高校時代のほうがテイクバックは大きく、プロ入りしてからは腕をたたむような投球フォームになりました。
そして、投球フォームを【担ぎ投げ】に変更した後はこちら。
後ろから撮影されている動画なのでちょっと分かりづらいかもしれませんが、担いでいる感じが分かりますかね。
あと、こちらの動画ではコントロールに苦しんでいる様子がうかがえます。
もしかしたら内野手に転向した要因になっているのかもしれません。
山上信吾が内野手転向!守れるポジションは?
山上信吾選手は2020年7月8日付で内野手登録へ変更されました。
「え?150㎞/h超えのストレートを投げれていたのになんで!?」
と思ったファンも多いことでしょう。
これだけ速いストレートを若手のうちから投げられているのですから、ピッチャーを諦めるのはちょっともったいない感じはしますよね。
なぜ、山上信吾選手は内野手転向を決断したのでしょうか?
ニュースによると、投球フォームを崩してしまったからとのこと。
プロ1年目に右肘の怪我をして7ヶ月後に復帰した山上信吾選手は球速を伸ばしたものの、投球フォームが固まらず苦戦していました。
おそらく、当時の投手コーチだった杉内氏が投球フォームの変更を提案したのも、山上信吾選手が投球に苦しんでいる姿を見かねてのことだったのでしょうね。
山上信吾選手は、試行錯誤を繰り返してきましたが、投球フォームを固めることができず、内野手へ転向することを決心します。
気になるのはどのポジションを守るのかという点。
野手の中でも内野手はかなり守備が上手くないとできないポジションが多いです。
山上信吾選手は群馬の常磐高校入学当初はショートを守っていた経験があります。
肩が強く、身体能力も高いので、守備でも活躍してくれそうな予感がしますね。
あとはどれくらいブランクを埋められるかという点が懸念されます。
ショートを守れるくらいの技術と身体能力があるなら、サード、セカンド、ファーストも守れそうですよね!
巨人の内野手はライバルが強すぎるので、競争に勝てるかがカギとなります。
山上信吾のバッティング
内野手に転向するということはバッティングも磨いていかなければならないということ。
山上信吾選手のバッティングセンスも気になるところです。
2020年8月時点で今までプロの舞台ではバッターとして打席に立ったことはありません。
つまり、山上信吾選手のバッティングはかなり未知数です。
真っ白な状態からどんな記録を刻んでいくのか楽しみですね。
読売ジャイアンツ公式チャンネルで山上亜信吾選手のバッティング練習の風景がアップされていまいた。
難しそうな練習もこなしているので、身体能力の高さが伝わってきますよ。
それに手がマメでボロボロになるくらい練習に励んでいるので、1軍で野手として活躍する日は近そうですね!
まとめ
- 山上信吾の最高球速は152㎞/h
- 高校時代はショートを守っていた経験がある
- バッティング練習にいそしむ練習風景が球団公式チャンネルで観れる
投手から野手へ転向したサクセスストーリーを目に焼き付けたいですよね!
山上信吾選手が1軍で活躍できるように応援しましょう^^
💬プロ野球はネット中継で観戦することができます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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