坂本誠志郎はなぜ試合で使われないのか?肩や守備・打撃の評価についても

阪神タイガースの捕手争いは熾烈なものとなっています。

キャッチャー争いで台頭している選手として坂本誠志郎選手が挙げられます。

しかし、捕手スキルとしてはかなり高い実力を誇る坂本誠志郎選手ですが、なかなか試合に出場する機会が与えられていません。

なぜ試合で使われないのかその理由について探ってみました。

本記事では、坂本誠志郎選手が試合で使われない理由や打撃守備スキルの評価について掘り下げていきたいと思います!

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坂本誠志郎の試合出場数

坂本誠志郎選手の今までの試合出場数を振り返ってみましょう。

明治大学を卒業後、ドラフト2位でプロ入りを果たし、2016年からプロ生活が始まっています。

1年目から1軍の試合には出場していた坂本誠志郎選手。

試合の出場数の推移は以下の通り。

年度 試合数
2016年 28
2017年 42
2018年 15

ルーキーイヤーから1軍で起用されていたので、期待が大きく2年目はさらに出場数を伸ばしました。

このまま試合で使われていくのかと思いきや、3年目で出場数は激減してしまいました。

しかも守備での出場は無く、代打出場でしたが精彩を欠く結果となりました。

一体、何が起こったのでしょうか。

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なぜ試合で使われない?

坂本誠志郎選手が試合でなかなか使われない理由としては、梅野隆太郎選手の存在が大きいことが挙げられます。

キャッチングやフレーミングの技術は坂本誠志郎選手に軍配が上がると思いますが、梅野隆太郎選手は肩が強く、盗塁阻止率も高いです。

その強肩から「梅ちゃんバズーカ」とも一部では呼ばれるようになりました。

盗塁を阻止してくれるのはピッチャーとしてもありがたいですし、チームの危機を救い、士気もあげてくれますから、影響力はでかいですよね。

しかし、盗塁阻止率は坂本誠志郎選手と比べてもあまり数字に大差はありません。

捕手スキルとしては坂本誠志郎選手と梅野隆太郎選手は良い勝負をしていますが、決定的に打撃の成績に差が開いてきたのです。

近年、梅野隆太郎選手のバットが爆発してきました。

梅野隆太郎選手は入団して3年ほどはバットが湿っていたのですが、2018年シーズンは打率を2割後半にまで伸ばしていき、圧倒的な結果を残したのです。

チームとしては最下位になった2018年でしたが、捕手部門でゴールデングラブ賞にも輝きました。

梅野隆太郎選手の存在が大きく、なかなか正捕手の座を奪えない状況にある坂本誠志郎選手ですが、逆境に強いという気質を活かして、ぜひ捕手争いを制してほしいですね!

同じチームにライバルがいるというのは相乗効果を生むことでしょう。

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守備スキルや打撃スキルの評価について


坂本誠志郎選手の守備スキルや打撃スキルについて見ていきます。

まず守備面ですが、投手の長所を引き出すインサイドワークが武器となっているようです。

リード面でも矢野監督の評価をもらっていますので、申し分ない実力を持っているのでしょう。

矢野監督は坂本誠志郎選手のリードに関して、

「坂本を替える理由がまったくない。一球一球のリードに意図を感じる。抑えても打たれたとしても信頼できる」

と語っています。

頭をふんだんに使って賢いリードをしているのでしょうね。

さらに相手バッターの分析も惜しまずやっているからこそ、リードが生きてきているのだと思います。

またフレーミングやキャッチング技術が非常に優れていて、ファンの間では「メジャー級」とまで言われています。

送球に関しては、強肩であることは間違いありませんが、それよりもコントロールが良いのが最大の魅力ですね。

 

続いて打撃スキルについて。

打撃は正直、現段階ではあまり良くないです。

1軍での打撃成績は以下の通り。

年度 打数 本塁打 打点 打率
2016年 45 1 2 .200
2017年 113 2 17 .248
2018年 13 0 1 .154

打数が少ないとはいえ、打率が1割台になった2018年の成績を見ると、ちょっと監督側としたら起用しづらいですよね。

プロ1年目からホームランも打っているので、実力は十分にあると思います。

賢い分、頭で色々と考えてしまって複雑になってしまっている部分もあるのではないでしょうか。

捕手としてのスキルは申し分ないと思うので、あとは打撃スキルを磨くことで正捕手の座は奪えそうですな。

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まとめ

  • 坂本誠志郎の試合出場数は3年目で激減した
  • ライバルの梅野隆太郎の壁は高い
  • 守備スキルは高いが打撃での結果が求められる

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最後まで読んでくださりありがとうございました。

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