[chat face=”yagyu.png” name=”ヤギュウくん” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]プロ野球選手に対してNPBが実施している引退後のセカンドキャリアについての結果が出たよ![/chat]
[chat face=”kyukancho.png” name=”キューちゃん” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=”maru”]やっぱりみんな野球指導者になりたいんじゃないの?[/chat]
[chat face=”yagyu.png” name=”ヤギュウくん” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]それがね、1位は一般企業の会社員だったんだよ![/chat]
日本野球機構(NPB)が毎年実施している若手選手対象の「セカンドキャリアに対するアンケート」の結果がでました。
当然、野球に携わった仕事が1位に来るかと思いますが、なんと一般企業に勤めるといった回答が最も多かったようなのです。
ちょっと前までは当然のごとく、高校野球の監督がダントツだったのですが、なぜ意識の変化が表れたのでしょうか。
元巨人の川口寛人氏は現在、プロ野球選手の引退後の再就職サポートをされているようで、若手選手のセカンドキャリアについて分析していました。
川口氏も若手のアンケート結果になぞらえるようにセカンドキャリアは野球に見切りをつけたほうが良いと主張しています。
今回は、若手のプロ野球選手のセカンドキャリアのアンケート結果やなぜ一般企業に勤めたい選手が増えたのか、川口氏がセカンドキャリアは野球以外が良しとする理由について解説していきたいと思います!
https://nekkyu89.com/giants-takada-expect
若手選手が考える引退後のセカンドキャリアは?
まとめロッテ! : プロ野球選手、61.9%が将来に不安…セカンドキャリアに関するアンケートを実施 https://t.co/a3koFkke12 pic.twitter.com/NdcAPHgIVa
— まとめロッテ! (@matomelotte) December 14, 2018
アンケートはプロ在籍年数が平均3.6年の若手選手を対象に、265人中252人が回答。
全12球団の選手から回答を集めたようです。
アンケートは10月に宮崎で開催された教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に参加した12球団の265人に対して行われ252人が回答、対象選手は平均年齢は23.5歳、平均プロ在籍年数は3.6年だった。
引用:THE PAGE
アンケート結果は以下のようになりました。
順位 | 項目 | 割合 |
1位 | 一般企業で会社員 | 15.1% |
2位 | 大学・社会人の指導者 | 12.3% |
3位 | 社会人・クラブチームで現役続行 | 11.5% |
4位 | 高校野球の指導者 | 11.1% |
5位 | 海外球団で現役続行 | 8.7% |
上位5位は上記のようになりました。
昨年、今回のアンケートでは1位となった「一般企業で会社員」は7位でした。
ずっと1位になっていた項目は「高校野球の指導者」は4位にまで落ちてしまいました。
なぜこのような事が起こったのでしょうか?
元巨人でプロ生活を過ごした川口寛人が分析している内容が的確だったのでご紹介したいと思います。
なぜ一般企業に勤めたい選手が増えたのか?
プロ野球若手選手 引退後の希望は「会社員」が最多 | NHKニュースhttps://t.co/VD6p540mJO
プロ野球を引退したあとの進路について、現役の若手選手は、高校野球の指導者よりも「一般企業の会社員」を希望する傾向にあることが、NPB=日本野球機構の調査でわかりました。
— のもとけ (@gnomotoke) December 13, 2018
川口氏は以下のように語っています。
「長らく高校野球監督が1位でしたが、実際、就職率は高くありません。プロアマの関係が雪解けをして、教員資格がなくとも研修さえ受ければアマチュア資格が回復することになりましたが、実際には受け入れてもらえる学校の数はそう多くないのです。
また就職ができても、よほどの強豪でないと給料もよくない。しかも、パワハラ問題などがクローズアップされてきて教える方のストレスも高くなった。“好きなことをやりたい”“やりがいを感じたい”というのはプロ野球のセカンドキャリアで成功する重要な要素ですが、そこに職場環境、給与面での満足度がないと生涯の職業として長続きしません。
プロ野球の監督、コーチ等の人気が落ちたのも、狭き門であると同時に、一度コーチになったところで、その後を考えると安定していないからです。最近の若い選手は、いろんな情報を手にできるようになって、より現実的に将来を考えるようになっているんじゃないでしょうか」
引用:THE PAGE
野球に携わって仕事をすることが現実的ではないと考えている選手が増えたことに要因があるとされています。
その考えをもたらしたのは、情報を簡単に手に入れられる社会ができたからとのこと。
情報過多となっている今、スマホでなんでも知ることができますからね。
情報が散乱としているなかでも情報を使いこなした者が成功するということでしょう。
プロ野球選手もネットの情報を活用して、プレーが向上したという例もよくあります。
https://nekkyu89.com/umeno-goldenglab
https://nekkyu89.com/ooyama-revival
「高校野球の指導者」の人気が下がったのはまとめると、
- 就職率が低い
- 給料が低い
- ストレスが高い
の三大要因が挙げられています。
ん?
「一般企業で会社員」も同じような感じがするんですけど(笑)
野球以外の道を選ぶべきとする理由とは!?
東京出張おわり。
青山のオフィス街がクッソおしゃれだった(田舎者並感 pic.twitter.com/kh1FLHbUZ0— たつまる (@tatsumaru555) December 14, 2018
川口氏は若手選手のアンケート結果に対して、「セカンドキャリアは野球から見切りをつけたほうが良い」と主張しています。
ただ、私個人としては、いつまでも野球にしがみつき不安定な生活を送るよりも野球には見切りをつけて一般就職で人生を再スタートするという方向性が正解だと考えています
引用:THE PAGE
その理由としては野球関係の仕事は不安定だからとのこと。
プロ野球の指導者を例に挙げると、毎年Bクラスのなままだったら給料にも響きそうですし、長年コーチや指導者でいられる保証もないですもんね。
また、一般企業に勤めるにあたって、企業側も選手側も認識を改めなければならないとも述べています。
元プロ野球選手という肩書き、人脈だけに食いつく企業もあります。そういう部分を見極める必要もあります。僕らのようなマッチング業者が必要な理由は、そこですが、年収は400万円から500万円もあれば非常に恵まれている方だという認識を選手側も持つ必要があります。
引用:THE PAGE
企業側は肩書や人脈ではなく、その人の人となりを見るべきで、
選手側は一般的に恵まれている年収の観を植え付けるべき
としています。
両者の認識がマッチしてこそ、双方に有益をもたらしてくれることでしょう。
まとめ
今回は、
- 若手選手が考える引退後のセカンドキャリアは?
- なぜ一般企業に勤めたい選手が増えたのか?
- 野球以外の道を選ぶべきとする理由とは!?
について解説しました!
プロ野球選手は夢をファンに与える一方で、セカンドキャリアに対する不安を抱えている選手も多いです。
いつもプレーで元気をもらっている応援する側も選手に元気を与えていきましょうね!
それではまた会いましょう。