[chat face=”yagyu.png” name=”ヤギュウくん” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]ソフトバンクの柳田悠岐選手がシーズン中やビールかけの時に「チェスト」って叫んでいたのが流行したよね。[/chat]
[chat face=”kyukancho.png” name=”キューちゃん” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=”maru”]どういう意味なの?[/chat]
[chat face=”yagyu.png” name=”ヤギュウくん” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]鹿児島弁で「気合いを入れろ」っていう意味らしいけど、あのセリフを柳田選手に仕込んだのは川崎宗則氏なんだってさ![/chat]
今年の3月にソフトバンクを退団して以来姿を見せなかった川崎宗則氏が12月17日に球団事務所を訪れたことが報道されています。
川崎氏曰く、ソフトバンクの動向はやはり気になっていたようで、チェックは欠かさなかったとのこと。
画面越しに柳田悠岐選手が気合を入れる際に「チェスト」と叫ぶ姿には勇気づけられたそうです。
なんでも柳田選手にあのセリフを仕込んだのは川崎氏であることを明らかにしています。
それから「チェスト」と聞くと英語だと思う人も多いかと思いますが、実は鹿児島弁なのだそうです。
今回は、川崎氏が柳田選手の「チェスト」に対して勇気づけられた理由やチェストの使い方と意味、語源について解説していきたいと思います!
https://nekkyu89.com/yanagita-goldengrab
https://nekkyu89.com/yanagita-major
「チェスト」と叫ぶ柳田に元気づけられた川崎
元ソフトB川崎宗則氏、柳田の「チェスト」ムネに届いた「あれ、おれのだよ!」(西日本スポーツ)- Yahoo!ニュース https://t.co/TjmmAHky2I
3月に福岡ソフトバンクを退団し、第一線から退いた川崎宗則氏(37)が17日、福岡市のヤフオクドーム内にある球団事務所を訪れた。 pic.twitter.com/FaWllJL5Uc
— のもとけ (@gnomotoke) December 18, 2018
そもそも川崎宗則氏は3月に退団したわけですが、今になるまで姿を現さなかったのは病気のためとされています。
なんでも自律神経の病を患っているようで、療養に集中していたのだとか。
自律神経の病気は一筋縄で治りませんから大変だったでしょうね。
患う以前は両アキレス腱を痛めていたそうですから、完全に負のスパイラルに入ってしまっていました。
泣く泣く退団した後もリハビリを続けていたようで、その際にソフトバンクがテレビに映ると、柳田選手が「チェスト!」と叫んでいる様子にだいぶ励まされたのだとか。
チェストという言葉は英語のように思えますが実は鹿児島弁で「気合を入れていけ」という意味です。
柳田選手は広島県出身なので馴染みのない言葉ですが、あの言葉を仕込んだのは鹿児島出身の川崎宗則氏のようです。
自分が教えた言葉を使ってくれていたら、さぞかし嬉しいでしょうね!
柳田選手も引退した川崎選手と一緒に戦っているということを表現したのでしょうか。
「ギータが『チェスト!』って言ってたでしょ。『あれ、おれのだよ!』って思いながら見ていた。でも、うれしかったし、元気ももらった。鹿児島の人も、みんなうれしかったでしょ」
引用:西日本スポーツ
柳田選手のニックネーム「ギータ」ってあるじゃないですか。
あの名付け親も川崎氏らしいですよ。
ムネリンは退団した後でも記録以外のところで、球団に財産を残していっていましたね。
現役時代はコミカルな動きでメジャー解説者を笑わせたり、選手たちからも人気も集めていたり、人を惹きつける能力に長けているんでしょうね!
順調に回復している川崎氏の伝えを聞いたソフトバンクの工藤監督は一安心している様子でした。
来訪を伝え聞いた工藤監督は「元気になってくれるのはうれしいこと」と安堵(あんど)した様子だった。
引用:西日本スポーツ
https://nekkyu89.com/matsuda-goldenglab
チェストは鼓舞する時の掛け声で剣術に使用された!?
広島出身の柳田、なぜか鹿児島弁で「チェスト!」 今年初のビールかけで絶叫https://t.co/R4oYZy1kwi
“広島が地元の選手会長・柳田による「チェスト!」(鹿児島弁で気合を入れる時の掛け声)でビールかけがスタート”
“「広島に向けて、死ぬほど浴びましょう」と景気よく発声した。”
— 山本弘一郎 (@koichiro_yama) October 21, 2018
「チェスト」は気合を入れる時の掛け声として使われる鹿児島弁です。
多用され始めたのは幕末の時とされていて、「示現流」と呼ばれる剣術の試合の際に主に使われていた言葉のようです。
使い方としては、試合に出る武士に対して、
「チェストで行け!」
といった感じです。
現代役すると、
「気合を入れていけ!」
と、なんともシンプルな使われ方をされていました。
現在においては使う人も少なくなったようですが、柳田選手が多用したことによって再びブームが巻き起こりそうですね!
ちなみに示現流(じげんりゅう)を薩摩藩以外の人に伝播することは禁じられていたようです。
https://twitter.com/nokopare/status/1064812949879971840
チェストの語源は諸説ある!イギリスが関与?
さて、今朝は幕末の勉強へ!
ここから薩摩スチューデントがイギリスへ…
そして仙巌園に行く道中にあるスタバのコンセプト店でコーヒータイム! pic.twitter.com/tU1wqkHb8h— メビウス1 (@metro_rayban) December 17, 2018
幕末頃から使われ始めたと先述しましたが、語源はどこからだったのでしょうか?
これには諸説あると言われており、調べてみたら主に3つの説がありました。
一つ目は、「強くすっど」という何とも西郷どんが言いそうなセリフが転じて「チェスト」になったという説。
二つ目は、戦いに行く際には無心になるように心がけていたようで「知恵を捨てよ」という言葉が転じた説。
三つ目は、薩摩藩とイギリスが闘った薩英戦争の際に薩摩藩がイギリス人の「チェストを狙え」という言葉を省略したという説。
個人的には3つ目の説が最も自然かのように思えるですが、事実は定かになっておりません。
これだから歴史は謎めいていて奥深いともいえるのか。
まとめ
今回は、
- 「チェスト」と叫ぶ柳田に元気づけられた川崎
- チェストは鼓舞する時の掛け声で剣術に使用された!?
- チェストの語源は諸説ある!イギリスが関与?
について解説しました!
とにもかくも、川崎氏が快方に向かっているようで嬉しいですね。
ムネリンは人望の厚い方でもありますから、久しぶりにメディアに取り上げられて嬉しく思っている人は多いのではないでしょうか。
それにしても「チェスト」の語源の真実が気になりますね。
皆さんはどの説が有力だと思いますか?
ぜひコメント欄で教えてください!
それではまた会いましょう。