力の拮抗している3校がしのぎを削る山梨県大会。
出場高校数は少ないが、甲子園大会でもしっかりと成績を残すなど、強豪の多い関東の何も恥じないチームが多いです。
山梨学院高校、駿台甲府高校、東海大甲府高校と、三つ巴の戦いに必見です。
夏予選山梨大会の日程
- 7月7日(日)開会式
- 7月24日(水)決勝戦・閉会式
各高校の戦力
戦力評価【ABC評価】
高校名 | 打撃 | 守備 | 走塁・機動力 | 総合戦力 |
山梨学院 | A | A | A | A |
山梨 | B | C | C | C |
峡南・甲陵 | C | C | C | C |
日大明誠 | B | C | B | B |
富士河口湖 | C | C | C | C |
市川 | C | C | C | C |
韮崎工 | B | C | C | C |
都留 | B | B | B | B |
駿台甲府 | A | A | A | A |
甲府工 | B | B | C | B |
巨摩 | B | C | B | B |
増穂商 | B | C | C | C |
笛吹 | C | C | C | C |
甲府昭和 | B | B | C | C |
山梨農林 | C | C | C | C |
塩山 | C | C | C | C |
日本航空 | C | C | C | C |
東海大甲府 | A | B | A | A |
富士学苑 | B | B | B | B |
上野原 | B | C | C | C |
都留興譲館 | B | B | C | B |
甲府商 | A | B | B | B |
韮崎 | C | C | C | C |
富士北陵 | B | C | B | B |
北杜 | C | C | C | C |
甲府城西 | C | C | C | C |
帝京三 | B | B | B | B |
甲府一 | B | C | C | C |
甲府東 | C | C | C | C |
身延 | C | C | C | C |
吉田 | B | B | C | B |
甲府西 | C | B | C | C |
甲府南 | C | C | C | C |
白根 | B | C | C | C |
日川 | B | C | C | C |
打撃部門の注目校:駿台甲府
打撃部門で注目したいのは駿台甲府高校です。
春季大会は準優勝と成績を残し、準決勝戦では東海大甲府高校に打ち勝つなど、打撃力はピカイチです。
準々決勝の富士北稜戦では10-0と圧倒的な打撃力を見せつけコールド勝ち。
中でも杉田大貴選手には要注意で、左右にホームランを量産してきます。
他の選手の打撃力も相当なもので、気が抜けない打線が続くのも相手投手には大きなプレッシャーにもなるでしょう。
長打力も高い、駿台甲府高校に注目です。
守備部門の注目校:山梨学院
守備面で注目として挙げるのは山梨学院です。
山梨学院と言うと、強打が自慢の攻撃的チームと評判ですが、あえて守備面で取り挙げさせていただきます。
相沢利俊選手を始めとし、木村渓人選手とこの二人の投手力は大きな武器であり、出場選手の守備力も非常に高いです。
強力な打撃力と双璧と言ってもいいほど堅い守備力を誇ります。
守備力面に注目してみるのも面白いと思います。
走塁・機動力部門の注目校:東海大甲府
走塁・機動力部門での注目は東海大甲府高校だと思います。
例年通り、今年のチームも打撃力に魅力をもっていますが、それ以上に機動力という部分でも大きな魅力となっています。
山梨学院とも対等に戦うためには更なる機動力の強化も必要だとは思いますが、川口航弥選手に、齋藤龍成選手などの足を使える主力打者に、日塔孝太選手も走力に自信がある選手です。
得意の機動力を存分に発揮してくるであろう今大会も注目です。
5人の注目選手
山梨大会の注目選手を5人選ばせていただきました!
山梨学院高校:野村健太
山梨学院3番野村健太(愛知衣浦リトルシニア)初回大会4号スリーラン pic.twitter.com/uFtVdePohc
— たまえパパ (@TAMAEPAPA_phot) 2019年3月25日
山梨県の高校で一番の注目を集めているであろう、野村健太選手。
優勝候補の山梨学院を引っ張るパワーヒッターであります。
1年秋からベンチ入りをしており、高校通算ホームランは40本を超え。
春の選抜大会でもバックスクリーン左に叩き込む強打の外野手です。
2年生のときから既に注目されており、今年のドラフト候補にも挙がっております。
MLB、フィリーズの大慈弥環太平洋担当部長もメジャー級のパンチ力と評価するほど。
練習でも推定飛距離140メートルを記録する打球も飛ばしており、愛称は
「山梨のデスパイネ」と大注目の大型スラッガーです。
山梨学院高校:木村渓人
山梨学院“190センチランディ”木村渓人、滑り込んだ https://t.co/7hD1SVvmjW pic.twitter.com/Jft9yDPXDu
— 高校野球ニュース (@Kokoyakyu_News) 2019年3月17日
山梨学院の投手陣を牽引するのはこの選手、木村渓人選手です。
190センチと長身左腕で角度ある投げ下ろす投球は和製ランディとも呼び声が高い。
春から一気に評価を上げた選手でもあります。
球速は130キロ前半と物足りないが、球速以上に力強い球を投げており、緩急を生かせるようにと吉田監督から「今中(元中日)を参考にしてみろ」というアドバイスを受けスローカーブの習得を行なっているみたいです。
夏には完成したスローカーブを拝めるのか注目です。
東海大甲府高校:加藤匠
東海大甲府の加藤君!
躍動感溢れてるからのせます。 pic.twitter.com/yUCNose1s5— yuuri. (@syounan0606) 2019年4月28日
山梨県NO1右腕と呼ばれているのはこの加藤匠選手。
最速143キロの直球にキレのあるスライダーを武器に、カーブ、チェンジアップも投げることができる。
秋季大会を勝ち抜いた力を持つが、春季大会では駿台甲府との準決勝で延長10回に決勝弾を打たれ敗れた。
その時の反省を生かすために自分の投球に専念するよう監督に指示をされ大幅な強化を取り組んできている。
打撃力もあり、投打に渡る活躍が期待されている選手です。
駿台甲府高校:杉田大貴
【選手名鑑に登録されました!】 杉田 俊介(駿台甲府) (高校野球ドットコム) https://t.co/7W0Zi08Cqa #高校野球
— 高校野球ドットコム (@5589com) 2017年7月24日
強打の駿台甲府の主力打者の杉田大貴選手にも要注目です。
高校通算30本を超えるホームランを放つなど強打の二塁手として評判。
右足を大きくあげ、思い切りのいいスイングも特徴的です。
強打者の一面を見せる中、二塁手としても軽快なフットワークでキレのいい守備をするなど、守備面でも能力が高く県内を代表する内野手であることに間違いないです。
都留興譲館高校:白須汐音
都留興譲館の1年生エース・白須、2戦連続完投で創部初の8強決めた! https://t.co/daGXecPMUS #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/qhWKW4hBft
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2017年9月20日
こちらの選手も面白い選手となっております。
都留興譲館高校の白須汐音選手です。
公立高校でありながら注目を浴びるなど評価も高いです。
140キロを超えるストレートを持ち味に、打撃でも4番に座るなど、攻守に渡って注目な選手です。
優勝候補はこの3校!
山梨大会の優勝候補はこちらの3校です!
山梨学院高校
なんといってもこの山梨学院高校がまず候補にあがるでしょう。
打撃に守備にと、共に県内トップクラス。
打を引っ張る野村健太選手にいたってはプロ球団のみならず、メジャー球団のスカウトも視察に訪れるくらいの超大物です。
そんな大砲を軸にする打線の厚みは別格。
強打の山梨学院と異名も唱えており、他チームは山梨学院打線を抑えるのにも手を焼くでしょう。
投手陣にいたっても、相沢利俊選手、木村渓人選手の壁は高く、Wエースといってもいいくらい、両選手とも素晴らしいピッチャーです。
打ち合いに競り勝つか、抑え込んで投手戦を繰り広げに行くかと、様々な対策を、他校はしてくることが予想されますが、春季大会も制した山梨学院は、優勝候補としても高い評価を得ています。
駿台甲府高校
山梨学院高校に次いでの優勝候補とされているのが、駿台甲府高校。
山梨学院高校の高い壁に阻まれ、春季大会は準優勝と苦汁を喫したが、リベンジに燃えているは間違いない。
その決勝戦でも3-0と接戦であり、逆に言うと、あの強打の山梨学院打線を3点に抑えたのは流石といっていいでしょう。
今大会も山梨学院とは、必ず戦うことになるであろう駿台甲府高校ですが、次こそは自慢の打撃力を、存分に発揮して打ち勝つことが出来るのかが非常に注目です。
東海大甲府高校
もちろん東海大甲府高校も注目の高校です。
春季大会はしっかりと3位に入賞し、エースの加藤匠選手は、チームの大黒柱ともいえる選手でしょう。
駿台甲府高校とも同等に打ち合い、敗れはしたものの打撃には定評があります。
今大会もいかに打ち勝てるかが勝負のカギを握っていると言っても過言ではなさそうです。
もちろん、エースの加藤選手の出来にも非常に左右されると思います。
この夏までに、どれだけ調子を上げてこれるかが見ものです。
まとめ
山梨学院高校に、駿台甲府高校と、こちらの2校が優勝候補として名高く、両校とも、ハイレベルな攻守に、戦力も非常に拮抗しています。
この2校の戦いになるとしても、その日の選手のコンディション、采配がうまくはまるか、はたまたラッキーボーイが現われるかと、ちょとした要素で試合がひっくり返ると思います。
次点につけている東海大甲府高校も、甲子園経験は豊富で、ここぞの勝負強さは非常に怖いところがあります。
また、個人個人と注目選手が多いのも山梨県大会ですが、そういったところにも注目してみるのもおもしろいと思います。
また、一発勝負の高校野球だからこその、下克上も見れるかもしれません。
山梨県大会にも要注目です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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航空の 評価低すぎだと思います。 サイクルヒットも打ってるし。。 打線はAくらいでいいと思います