読売ジャイアンツの小林誠司選手は肩は強いが打撃が微妙という世論が見受けられます。
巨人は炭谷選手の獲得、阿部慎之助選手のキャッチャー復帰など、正捕手争いが熾烈となり、小林選手へのプレッシャーは益々大きくなることが相次いでいます。
しかし、小林選手の能力的には正捕手を奪還するのはそんなに難しいことではないとする意見もあります。
というのもキャッチャーでありながら打撃が良い選手は珍しく、他球団にもあまりいないからです。
また、菅野選手や山口選手は小林を正捕手にしてほしいと直談判した話もあります。
今回は、小林選手のプロフィールを振り返りながら、打撃に難を持ちながらも正捕手は難しくない理由、菅野選手や山口選手が小林選手に太鼓判を押す理由について解説していきたいと思います!
小林誠司のプロフィール
https://twitter.com/Giants___info/status/1079969789718683649
名前:小林誠司(こばやしせいじ)
生年月日:1989年6月7日
出身:大阪府堺市
身長:178㎝
体重:83㎏
投打:右投げ右打ち
ポジション:キャッチャー
最終学歴:同志社大学
プロ入り:2013年 ドラフト会議 読売ジャイアンツ1位指名
プロ入りまでの経歴
小学2年生からソフトボールを始め、中学ではボーイズリーグで硬式野球に転向しました。
高校は名門広陵高校へ進学しました。
入学当初は投手兼内野手を務めていたようですが、1年冬からはキャッチャーへ転向。
2年秋から正捕手の座をつかみ取り、3年夏には甲子園にも出場しました。
高卒ではドラフトで指名されなかったため、大学野球の道へ進みます。
大学ではベストナインを3度獲得しているものの、大卒時でのドラフトでは指名されなかったため社会人野球へ進みます。
1年目からの活躍ぶりはプロ球団から注目が集まりました。
社会人ナンバーワン捕手と呼び名が高くなった小林選手は2013年のドラフトで巨人から1位指名を受け、プロ入りを果たします。
プロ入り後の主な成績
プロに入ってからは、阿部慎之助選手の後継者として期待が集まりました。
1年目から1軍の試合に半分以上出場し、3年目からは100試合を超える出場数で巨人の正捕手になりました。
打撃に関しては、周囲からの期待も薄いですが、キャッチャーとして肩に定評のある選手です。
過去に
ゴールデングラブ賞
オールスターゲーム敢闘選手賞
最優秀バッテリー賞
を受賞しています。
打撃が難と言われてきたが炭谷と大差ない!?
巨人・小林誠司が生き残るために、打撃だけではない重要な課題とは。(Number Web) https://t.co/uABhWRbFnv
— 読売巨人軍ニュース(Giants) (@GIANTS_TOKYO) January 4, 2019
「小林は肩が強いんだけどバッティングがなー」と言われ続けてきました。
しかし、キャッチャーでバッティングが良いという事自体が珍しいことなんです。
2018年のベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いたソフトバンクの甲斐拓也選手ですら打撃成績は他のバッターと比べても微妙です。
甲斐選手の2018年シーズンの打撃成績は、
打率.213 本塁打7本 打点37
でした。
小林選手の2018年シーズンの打撃成績は
打率.219、本塁打2本、打点26
と、甲斐選手よりは低い傾向にありますが、そこまで大差は無いように思えます。
今回、巨人は炭谷選手をFAで獲得しましたが、炭谷選手もそこまで打撃は良くないです。
炭谷選手が最後に出場100試合を越えたのが2017年だったのでその時の成績を見てみると、
打率.251、本塁打5本、打点30
でした。
それを踏まえると小林選手が正捕手を他の選手に取られるということは、容易には考えにくいですね。
ライバルの炭谷の今季の打撃成績は47試合で2割4分8厘。プロ13年間で2割5分を越えたのは2017年の2割5分1厘の1度だけしかない。
「個人的に彼に言ったのは(打率)2割5分」
炭谷の入団会見で原監督が掲げたバットへの要望は、実は小林とどっこいの数字だった。
引用:Number Web
菅野や山口が小林に太鼓判を押す理由とは!?
巨人の若手捕手大城選手が小林選手に変わって試合に出場し続けた時、巨人のエース級の菅野智之選手や山口俊選手が「小林に代えてほしい」と直談判したことが昨年、話題を呼びました。
大城選手は2018年はルーキーイヤーということもあり、打撃センスは良いものの、プロのキャッチャーとしてはまだ未熟なところがあったのは否めません。
これからの成長に期待をかけて応援していきたい選手の一人です。
菅野選手や山口選手が小林に太鼓判を押す理由は何かといいますと、
盗塁阻止率の高さ
です。
肩が強いキャッチャーだと出塁を許したとしても、盗塁を刺してくれるという安心感を抱き、バッターに集中できるのだとか。
出塁された時の一発は勝敗に大きな影響を与えますからね。
菅野選手や山口選手はバッターに集中すれば、抑えれる能力を持っていますからね。
ただ、菅野や山口のような経験を持ち、ボールの威力で打者を抑え込む能力の高い投手にとっては、小林の肩には何物にも代えがたい価値があるということだ。
走者を出したとき、小林がマスクをかぶっていれば、相手はなかなか走れない。普通にクイックをすれば走ってこないし、もし走ってきても二塁で刺してくれる可能性が高い。それだけ打者を抑えることに集中できるということだ。
引用:Number Web
まとめ
今回は、
- 小林誠司はプロで優秀なタイトルを獲得している
- 打撃が難と言われてきたが炭谷と大差ない
- 菅野や山口が小林に太鼓判を押す理由は盗塁阻止率の高さから
ということが判明しました!
小林選手が正捕手であることは難しくないと述べてきましたが、プロの世界は結果の世界。
安定して正捕手であり続けるにはやはり小林選手の場合は打撃の向上は不可避でしょう!
大城選手や他の捕手たちが肩に磨きをかけてきたら、コロッと正捕手は奪われてしまいます。
巨人はキャッチャー争いが熾烈で、どの選手が躍り出てくるのかも注目すべき点です。
皆さんは、巨人の正捕手は誰になると思いますか?
https://nekkyu89.com/batter-eight
プロ野球はネットで無料観戦することもできます。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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