岩手県にある大船渡高校の佐々木朗希(ささきろうき)選手が高校ナンバーワンピッチャーとして野球界から注目を集めています。
まだ高校2年生にして157㎞/hの剛速球を投げたことで、一気に有名になりました。
これから冬のトレーニングも挟みますから、高校3年の夏には160㎞/hを余裕に超えていそうですね。
そんなに凄いピッチャーならば、岩手ならば花巻東、全国だったら大阪桐蔭や智辯和歌山とかに進学してもおかしくないはずですが、なぜ地元の大船渡高校を選んだのでしょうか?
今回は、佐々木朗希選手が大船渡高校を選んだ理由、大船渡高校の歴代成績、学校の特色について解説していきたいと思います!
佐々木朗希が大船渡を選んだ理由
佐々木朗希選手は大船渡中学校の時からストレートの球速は健在で、141㎞/hを計測していたようです。
また東北大会では準優勝を果たしています。
この実績には全国の強豪校が黙っておらず、ラブコールがあったようです。
ラブコールに踏み切った高校の中には、2018年には春夏連覇を果たした大阪桐蔭の名前もあったようです。
数々の強豪校からの誘いを断って、地元の大船渡高校へ入学を決めた理由が、
「中学の野球が楽しくて。その仲間と一緒に甲子園に行きたい」
とのこと。
マンガみたいな展開で感動的ですね。
また佐々木選手のコメントからは「野球を楽しみたい」という思いが含まれているようにも思えます。
これが野球の本来のあるべき姿のような気がします。
勝利に対して貪欲になることは当然のことですが、野球を楽しむというスポーツの本質を理解しているコメントですよね。
中学時代の仲間と地元の高校へ進学を決めたということは、大船渡高校は寄せ集めの野球部ではないということが予測できますね。
大船渡高校の野球部は過去に甲子園に出た実績はあるのでしょうか?
大船渡高校の歴代成績は?
大船渡高校が甲子園に出場した経験は春1回、夏1回です!
どちらも1984年のことで、春のセンバツではベスト4まで勝ち上がり、夏の甲子園では初戦敗退を喫しています。
それ以降は甲子園からは遠のいている高校です。
しばらくは予選で1,2回戦敗退から脱出できない状態が続いていました。
筆者も高校時代(2008~2010年)、よく大船渡高校とは練習試合をしたものですが、良い選手が揃っていて、決して弱いというイメージはありませんでした。
それでもなかなか勝利ができない状態を切り抜けたのは佐々木選手が入学してから。
かなり成績を上げてきています。
2018年秋季大会では岩手県ベスト4にまで上り詰めました。
佐々木選手の甲子園への挑戦は3年の夏のみです。
最後のチャンスをつかみとってほしいですね。
学校の特色は?近くには海
大船渡といえば岩手県の沿岸地区です。
地図で見ると、リアス式海岸として有名な三陸海岸のある地域であることが分かります。
大船渡高校からは一番近い海で3㎞くらい走ればたどり着けます。
砂浜での練習をしていたという話も聞いたことがありますが、今は砂浜での練習はやっているのでしょうか?
雪も降る地域なので、長靴で走り込みをすればそれで済みそうなところはありますよね。
大船渡高校は岩手の県立高校です。
つまり公立高校なので、選手を個別に集めるということはできません。
もし、大船渡高校が甲子園の出場校に名を連ねれば、全国の注目は大船渡高校に集まること間違いなしです。
岩手の中心街である盛岡から離れている沿岸ということもあり、生徒はほとんど地元の生徒が多いようですね。
学科は普通科のみで全日制と定時制があります。
まとめ
今回は、
- 佐々木朗希が大船渡を選んだ理由は中学の仲間と一緒に甲子園に行きたいから
- 大船渡高校は春夏1回ずつ甲子園経験がある
- 大船渡高校は3km先には海がある学校
ということが判明しました!
まだまだ成長期の真っただ中にいる佐々木選手なので今年の夏ではとんでもない姿に変わっていそうですね。
というか変わっていてほしい!
皆さんは佐々木選手にどれくらいの球速を期待していますか?
https://nekkyu89.com/2019highschool-big4
https://nekkyu89.com/oyokawamasaki
https://nekkyu89.com/spring-koushien-2019-focus-player
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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