山梨学院の主砲、野村健太選手はその大きな体格と豪快なスイングから、ソフトバンクのデスパイネ選手にちなんで「山梨のデスパイネ」と呼ばれています。
日本人でデスパイネと呼ばれるのですから、身長と体重が気になって仕方ありません。
ホームランを量産している野村選手ですが、現在どれくらいまで記録を伸ばしているのでしょうか。
今回は、山梨学院の野村健太選手のプロフィールや現在のホームラン記録を出した野手スキル、スカウト評価について深掘りしていきます。
野村健太のプロフィール
山梨学院のデスパイネ野村健太 pic.twitter.com/n1p6gz4lHS
— ジョーズン (@jozunbaseball) February 9, 2019
名前:野村健太(のむらけんた)
生年月日:2001年8月27日
出身:愛知県安城市
身長:180㎝
体重:91㎏
投打:右投げ右打ち
ポジション:レフト
学校経歴:安城市立安城北部小学校→安城市立東山中学校→山梨学院高校
野球経歴:安城リトル→愛知衣浦シニア→山梨学院
野村健太選手は小学3年生の頃から硬式野球を始めました。
小さい頃から恵まれた体格を持っていたので、投手と三塁手を兼任することが多かったようです。
小学校の時はとにかく速い球をストライクゾーンに投げられる人がピッチャーをすることが多いので、野村選手が適任だったのでしょう。
中学ではシニアで過ごし、野球の名門山梨学院高校へ進学します。
入学当初の体重は180㎝の身長に対して99㎏だったといます。
プロ野球選手のホームランバッターでもこんな体型は稀です。
これが超重量級スラッガー、デスパイネ選手にちなんで「山梨学院のデスパイネ」と呼ばれる所以ですね。
ホームランを量産できる実力は入学当初からありましたが、動きにキレを出すために体重を11㎏原料し、現在は88㎏となりました。
実際にスイングがより鋭くなり、ホームランも仰山出るようになりましたね。
体型はデスパイネから遠のきましたが、ホームランの数はよりデスパイネに近づいてきています。
野村健太のホームラン記録と野手スキルとプレースタイル
野村健太② 外野手
(愛知衣浦シニア→山梨学院)
高校入学以来、体格が似ていることから山梨のデスパイネと呼ばれ長打を期待される右のスラッガー
夏の甲子園で1本、秋の関東大会で2本のHRをマーク
2018 10/23時点で高校通算32HR pic.twitter.com/l5F13vAs0a— おくら (@okura_NHSBC) October 31, 2018
2019年2月時点で放った高校通算本塁打は34本となっています。
この数字は東邦高校・石川昴弥選手の39本塁打に次ぐ記録となっています。
一冬超えて、筋力がさらに上がれば、あと20本くらいはいけそうですね。
実は、野村健太選手は中学までは4本塁打しか打ってなかったのですが、高校に入ってからたくさん打てるようになりました。
その秘訣は減量はもちろんのこと、下半身強化に努めたことが大きく影響しています。
野手練習の後に投手練習に交じってポール間ダッシュもたくさんやったとのこと。
1日に30本とかも走ったようですよ。
こ、これはしんどい。。。
さらに減量するために食事制限とウェイトとレーニングで上半身も鍛えたことも関係しています。
身体づくりは打撃向上には必須ですよね。
身体づくりの成果は本人も実感しているようで
「身体を絞って、バットの出やすさ、腰の回転がすごく変わってスイングスピードもそれに伴って変わってきたと思うので、そこはすごく自分でも納得いくくらいまで来ていました」
と話していました。
身体も絞れて結果も出せて、減量は太っている野球選手にとってはまさに一石二鳥ですね。
野村選手の場合、体づくりに加えて、打席の立ち位置も投手寄りから捕手寄りに変えたこともホームラン量産につながっています。
野村選手は捕手寄りのメリットとして
「ポイントが近いとファールにできたり、厳しいボールも合わせることができるのが利点だと思います」
と語っています。
ごもっともな意見です。
また、守備が苦手だったとする野村選手は2年春はベンチ入りできませんでした。
課題となる守備を克服してレギュラーを勝ちとったわけですが、減量とのエピソードも踏まえると、野村選手は課題解決能力が非常に高い選手なんでしょうね。
自分の課題を明確にして向き合い、必要な努力を必要な量をこなす計画性に優れた選手なのだと思います。
スカウト評価について
名伯楽の指導によって覚醒した野村健太(山梨学院)目指すは高校通算50本塁打!【後編】
果たして2年秋ではどんな進化を見せたのだろうか。打撃技術の変化について野村の言葉で語ってもらった。https://t.co/l46DHNovyF#高校野球 #センバツ— 高校野球ドットコム (@5589com) February 6, 2019
世間ではあだ名もつけられるくらい有名な選手になっていますが、意外にもスカウト評価は現時点ではありませんでした。
甲子園でもホームランを経験している野村選手なので春のセンバツで多くのホームランを量産して、目立ってほしいです。
スカウトも注目せざるを得ない活躍を期待して待っていましょう。
スカウト評価がないとはいえ、高校通算本塁打が2位ですから、ドラフトで指名されることはほぼ確実です。
1位指名を受けるくらいの活躍には現時点では届きませんが、春からの活躍次第では1位指名を検討する球団も出てくるでしょう。
まとめ
- 野村健太は「山梨のデスパイネ」と呼ばれている
- 現時点のホームランは34本で減量と下半身強化で打撃が改善
- スカウト評価はないがドラフト指名はほぼ確実
ということが判明しました。
春のセンバツでは野村選手のホームランに期待しています。
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