清宮幸太郎を過大評価しすぎとする理由と現在の成績は?守備への評価も

北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手はプロに入ってから1年が経ちましたね。

清宮選手と言えば、高校1年生の時から全国的に有名となって人気を博していました。

高校球児のスターでしたよね。

しかし、プロ1年目は周囲が騒ぐほどの活躍ができたのか?と疑問を抱いている人も多いことと思います。

中には清宮選手に対して「評価しすぎ」という辛口意見もありました。

実際のプロ1年目の成績はどんな感じだったのでしょうか?

今回は、清宮選手のプロ1年目の成績や評価について解説していきたいと思います!

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清宮幸太郎のプロ一年目成績

清宮選手のプロ1年目のスタートは2軍でした。

1軍に上がったのは5月でしたが、すぐに登録抹消され、7月に再登録してはまた抹消と1軍と2軍の往復を繰り返しました。

8月には1軍に上がり、そこからはシーズン最後まで1軍を守り抜きました。

1年を通しての1軍2軍の行き来は以下の通りです。

  • 5月2日の楽天戦で1軍デビュー
  • 28日に出場選手登録を抹消。
  • 7月9日に再登録される
  • 11日に再び登録を抹消される
  • 8月21日に再登録される

    結局、1年を通してどんな成績を残せたのか調査しました。

    2軍での成績

    試合数 打数 打率 本塁打 打点
    45 160 .244 17 42

    こう見ると、意外と打率は物足りないですね。

    長打力を武器とする清宮選手の本塁打はさすがと言った感じです。

    2軍では選手の入れ替わりが激しいですから、采配も変わってきますし、なかなかパフォーマンスを発揮するのは難しいと思います。

    そんな中でこの成績を残せたのは、まずまずと言えるでしょう。

    1軍での成績

    試合数 打数 打率 本塁打 打点
    53 160 .200 7 18

    ファームの試合よりも1軍での試合出場機会は多かったです。

    打数は一緒なんですね。

    さすがに1軍の世界では格段とレベルが上がるので、打率も本塁打も少なめになっております。

    数字だけ見ると、本塁打は少なめに思えますが実は高卒ルーキーというくくりで見ると、歴代9位の快挙なのです!

    しかも、この数字は世界のホームラン王である王貞治氏と並ぶ記録といいますから、今後の活躍が楽しみですね。

    また、打率は.200と低いものの要所でバッチリと打ってくれ、勝負強さも見せてくれました。

    8月の1軍登録された日の試合ではホームランを放ち、翌日も3号3ラン逆転ホームランを放ちました。

    この瞬間を見ていた人は、鳥肌が立っていたのではないでしょうか。

    https://twitter.com/alljapandg/status/1085320344548737025

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    相変わらず清宮の打撃評価は高い?

    城石打撃コーチは清宮選手に対して

    変化球の打ち方に対応できている

    と評価しており、打撃に関しての成長を感じ取っているようでした。

    清宮選手本人は、

    やっと打ち方が分かってきた。木のバットに順応できてきた

    と、高校野球とプロ野球の明確な違いである木製バットの使い方のコツをつかみ取っているようです。

    チーム内では清宮選手に対しての評価は高いことが分かりました。

    チーム外の人たちからの評価はどうなんでしょうか?

    元中日ドラゴンズで野球解説者の立浪和義氏は、

    高校時代にフォームが安定しており、成長が認められる

    と話し、

    元横浜ベイスターズで野球評論家の野村弘樹氏は、

    ボールを冷静に打ち返している

    と話していたようです。

    確かに清宮選手のファームを見ていると、無駄な力が入っていないことが分かります。

    下半身の力をボールに伝えているからこそ、力まずにボールを飛ばすことができているのですね。

    ホームランバッターの理想のフォームです。

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    評価しすぎるという人の意見は?

    一方、清宮選手に対して「評価しすぎている」という意見も少なからずあります。

    清宮選手がプロ入りする前は「100年に1度の選手」と騒がれていました。

    これに対して「さすがにこれは良い過ぎだろう」という意見が多かったです。

    本当に100年に1度の選手なら、高卒ルーキーの歴代本塁打数で1位になっているはずです。

    清宮選手は前述したとおり、9位でした。

    つまり、決して清宮選手に対する評価が低いというわけではなく、周りが騒ぐほどの評価は言い過ぎだという意味合いが強いものだということです。

    ただ、これから先のプロ生活でホームラン通算記録で王貞治氏を超えるような結果になれば、リアルな「100年に1度の選手」となります。

    ぜひ目指してほしいですね。

    また、清宮選手の弱点とされていた守備についてはどうでしょうか?

    これに関して、金子守備コーチが言うには

    まだその(プロ)レベルには至っていない

    とのこと。

    守備に関しては改善の余地がまだまだありそうです。

    実際、1軍での試合出場もDHが多かったことから、守備には難があると捉えてよさそうです。

    清宮幸太郎にどこまで期待している?

    プロ入りする前の話ですが、野村克也氏は清宮選手に対して以下のようなコメントを残していました。

    「間違いなく、いい素材だね。逸材であることは間違いない。プロに入ったと仮定して、1年目からも一軍の試合に出られるんじゃないかな。タイトルを獲れば即自信になるから、またそこから成長できる。将来的には、ぜひ王(貞治)とか、落合(博満)とか、ああいうレベルの選手になってもらいたい」

    引用:現代ビジネス

    あの世界のホームラン王である王貞治氏、プロ野球史上唯一の3度の三冠王に輝いた落合博満氏のような打者になることを期待していました。

    同じように思っている野球ファンも多いのでは?

    確かに高卒プロ一年目の本塁打で王さんに並びましたから、十分にあり得る可能性ですよね。

    2年目に入ろうとしていますが、オフでどれだけ力をつけていくのか楽しみです。

    まとめ

    • シーズン後半からの好成績で打撃評価は高いまま
    • 高卒ルーキーとしては頭一つ抜きんでているが、さすがに「100年に1度の選手」は言い過ぎ
    • 将来的にはホームラン王の期待がかかっている

    ということが判明しました。

    清宮選手の今後の活躍に期待が高まります。

    https://nekkyu89.com/yoshida-kiyomiya

    https://nekkyu89.com/wang-pojung

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    最後まで読んでくださりありがとうございました。

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