阪神タイガースの岩崎優選手は近年、先発からリリーフに転向し活躍していますよね。
強力左腕としてチームに貢献している岩崎優選手ですが、どんな武器を持っているのか改めて気になりました。
本記事では、岩崎優選手の球種や球速などの投手スキルや投球フォームについて掘り下げていきたいと思います！
岩崎優のプロフィール
試合前練習で大きく足をあげキャッチボールする #岩崎優 投手。新投法か！？ pic.twitter.com/y5qYmZ4fHP
— 阪神情報@サンスポ (@sanspo_tigers) 2019年4月21日
基本情報
| 名前 | 岩崎優（いわざきすぐる） |
| 生年月日 | 1991年6月19日 |
| 出身地 | 静岡県清水市（現：清水区） |
| 出身校 | 清水東高校→国士館大学 |
| 身長 | 185㎝ |
| 体重 | 90㎏ |
| 投打 | 左投げ左打ち |
| ポジション | ピッチャー |
| 背番号 | 67 |
| プロ入り | 2013年ドラフト会議 阪神タイガース6位指名 |
清水東高校は県立高校で進学校としても有名ですよね。
岩崎優選手は勉学も優秀で野球と文武両道の人生を歩んできました。
学生時代に培った勉学は野球人生にも活かされている印象を受けます。
プロ入り前までの経歴
岩崎優選手は中学から軟式野球を始めました。
プロ野球選手にしては始める時期は遅めだったようです。
中学卒業後は清水東高校に進学しますが、甲子園出場はできませんでした。
県立の進学校なので、頭も良いはずですが、私立の国士舘大学へ進学したことから、野球一本の人生を歩むという覚悟が見受けられますね。
大学時代は1年生からベンチ入りを果たすと、2年目以降はリリーフとして登板する機会が増えました。
阪神からドラフト6位でプロ入りを果たします。
プロ入り後の主な活躍
プロでの投手タイトルの獲得経験はまだありません。
初めは先発投手として起用されていましたが2017年からはリリーフに徹しています。
というのも、スタミナが課題で先発だと途中から崩れてしまう光景が目立ったということが理由として挙げられるでしょう。
球威があるので、短いイニングなら、危なげないピッチングで確実に勝利をもたらしてくれるということでクローザーとして活躍の幅を広げています。
球種や球速などの投手スキル
このフォームの低さ#岩崎優 pic.twitter.com/CQVOaJZf3N
— よう@4月20日甲子園 (@tigers67919) 2019年4月16日
ストレートの最高球速は149キロとなっています。
プロのピッチャーとしてみると150キロを超えていないのは見劣りするようにも思えますが、左ピッチャーという点を考慮すれば速いほうだと思います。
球速自体はそこまで速い数字は出ていませんが、球持ちが良いとされる岩崎優選手。
球持ちが良いというのは、言い換えると「球持ちが長い」という表現にも置き換えることができます。
リリースポイントが阪神タイガースのピッチャー陣で一番前の位置だったそうです！
よって体感速度は149キロよりもかなり速く感じるのでしょうね。
トラックマンという計測機器で測ると、体感速度は156キロに感じられるようです。
相当な速さですよね。
球持ちが良いという表現をしましたが、決して球持ちが短いのが悪いというわけではありません。
球持ちが短くても、球威を出す事は出来ますし、打者のタイミングをずらすという点ではむしろ球持ちが短い方が有利だったりもします。
岩崎優選手は球持ちが長いことでタイミングをずらす効果をもたらしているのでしょう。
球種はスライダー、フォーク、チェンジアップを投げ分けます。
ストレートとスライダーを中心に組み立て、チェンジアップで決めに行くというピッチングスタイルを確立していますね。
まだデータは少ないですが2019年度の球種配分は以下の通り。
| 球種 | 配分率 | 被打率 | 空振り率 | 見逃し率 |
| ストレート | 52.00％ | .133 | 11.54% | 19.23% |
| スライダー | 34.00％ | .333 | 8.82% | 20.59% |
| チェンジアップ | 12.00％ | .000 | 8.33% | 33.33% |
| フォーク | 2.00％ | .000 | 50.00％ | 0.00％ |
ストレートを全配球の半分以上投げていることから自信がある球種なのでしょう！
投球フォームについて
岩崎優選手の投球フォームはこちら。
救援投手ということもあり、ランナーを背負った状態でマウンドに上がることの多い岩崎優選手。
セットポジションから小さめのテイクバックでスリークォーターからリリースされていますね。
下半身に意識が集中しているためか、かなりストライドも広いです。
球持ちが良いと言われる理由が分かりますね。
投げ終わった後に左腕が右ひざに当たるのも岩崎優選手の特徴的な投球フォームです。
投げづらそうな感じもしますが、このフォームが一番しっくりきているのでしょう。
さらにポーカーフェイスを保っており、ピッチャーとして優れたマウンド度胸を持っています。
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まとめ
- 岩崎優は進学校出身で大卒でプロ入りを果たした
- 球速の最速は149キロだが、体感速度は156キロに感じる球持ちの良さを持ち合わせている
- 投球フォームはテイクバックは小さめで投げ終わった後に右ひざに左腕がぶつかるのが特徴
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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