巨人の背番号43、右投左打のセンター重信慎之介選手。
2015年ドラフト2位で早稲田大学から入団しました。
東京の名門早稲田実業高校時代、1年時にはサードでレギュラー。
2年生の夏に、甲子園出場を果たしています。
早稲田大学に進学後、3年生の秋にベストナインを獲得し、4年生秋には東京6大学リーグでの優勝を経験しました。
重信選手は、スピードスターで盗塁のスペシャリスト鈴木尚広の後継者として巨人がドラフト2位で指名しました。
鈴木尚広元選手の輝ける最高の起用法を考え施行した立役者である原監督が、今年から巨人の監督に復帰したのが重信選手の今シーズンの覚醒にプラスに作用したのは間違いありません!
また、鈴木尚広元選手が今シーズンから、巨人の外野守備走塁コーチに就任したのも重信の覚醒に貢献したといえますね。
50メートル走は5.7秒!
なんとも言えないサイズ感笑笑#丸佳浩 #重信慎之介 pic.twitter.com/fZXuwyNhgL
— ひかり (@pika__56) 2019年6月3日
50メートル5.7秒というタイムは驚異の数値です。
今シーズンの現在盗塁数セ・リーグ1位、中日の大島洋平選手は5.9秒。
パ・リーグ1位、西武の金子侑司選手は5.7秒。
重信選手は、現在セ・リーグ盗塁数1位の大島選手より速いタイムです。
また、パ・リーグ盗塁数1位の金子選手と同じタイムとなっています。
更に、重信選手は課題だった盗塁成功率の低さが今シーズンは改善されて、成功率100パーセントでした。
やはり、鈴木尚広守備走塁コーチの盗塁の指導は効果的と言えるのではないでしょうか。
しかし、同じポジションの丸選手が広島から移籍して来たため、レギュラーを掴みかけていたセンターが埋まってしまい、出場機会が少なくなってしまっています。
代走や守備固めの起用が多くなってしまうことも予想できますが、そこで結果を残しレギュラーの座を奪いたいところですね。
打撃覚醒は怪我の功名?
【一軍】#楽天ゴールデンイーグルス 戦
巨人 1-1 楽天八回の攻撃、#重信慎之介 選手の四球、#山本泰寛 選手の犠打でランナーを得点圏に‼️坂本選手の敬遠などで2死一,二塁の場面。代打・ #阿部慎之助 選手は、ピッチャーライナーに倒れ得点を奪えず。#巨人 #ジャイアンツ #giants #和と動 pic.twitter.com/lydOUOj6mM
— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2019年6月4日
実のところ、重信選手は打撃が良いんです!
入団1年目と2年目は非力なイメージがあり打率1割台、長打率2割台でした。
更に言うと、1年目のOPSは.534、2年目のOPSは.438でした。
しかし、2018年は打率.281、長打率.419、OPS.743と成長を見せています。
この覚醒は、怪我の期間中の肉体改造にあるといえます。
怪我をしているリハビリ期間中に重信選手は肉体改造に着手しました。
体重を6キロ増やし、体脂肪率を少なくしたといいます。
これは、巨人が2018年シーズンから栄養管理士を導入し肉体面からのサポートに力を入れるようになった賜物と言えるでしょう。
そして、体重が増えたら足が遅くなるというイメージがあると思いますが、重信選手は違います。
体重を増やしても、スピードは落ちておらず、単純にパワーが増しました。
筋肉がついたことにより、今までよりも怪我をのリスクが低くなったことでしょう。
また重信選手は、打撃フォームも進化しました。
打撃フォームは早稲田大学の先輩でもあり、日本最高峰のセンター、ヤクルトの青木宣親選手によく似ていると思いませんか?
青木選手のような力強いバッティングと青木選手以上の俊足があれば、将来偉大な先輩である青木選手を越える可能性も高いです。
また同世代では、同じ外野手で楽天のオコエ瑠偉選手がいます。
楽天でも管理栄養士を取り入れ、食生活面からのサポートをしており、オコエ選手も肉体改造に成功しています。
オコエ選手もブレークの兆しが見えてきています。
しかし、足の速さなら重信選手の方が速いです。
やはり、足は天性のもの。その才能を殺さず、打撃の進化があれば必ず名手になってほしいですね。
原監督に求められる「強い選手」へ
重信がファインプレーした後に集まったこの3人組なかなか可愛かった笑
みんなでニコニコしてた😊#坂本勇人 #丸佳浩 #重信慎之介 pic.twitter.com/cLOCEYqsAa— あさか#6.0.26.36.30⇒6/23 (@SIHS0715) 2019年6月3日
原監督は、「上手い選手」より「強い選手」を求めています。
これは、重信選手にとってはチャンス。
入団1.2年目は足は速かったがやはりパワー不足が顕著に出ていました。
印象としては、強いより上手い選手という印象でしょう。
だが、2018年シーズンからの重信選手は「強い選手」という印象を受けます。
やはり、パワーが付いたことにより今まであった上手さという部分が強いさに変わったのでしょう。
そこを強みとし、原監督からの信頼を得てレギュラー定着を果たしてほしいところですね。
代走のスペシャリストとしての選手生活ではなく、恐怖の1番バッターとして輝いてほしいと思っています。
足の速さという武器は盗塁だけではない
2019.05.29 甲子園#重信慎之介 pic.twitter.com/sRRsx16Cjr
— nami..photo (@nami_gphoto) 2019年6月4日
打率も上がり出塁の可能性が上がった重信選手。
足の速い選手は、それだけで武器になります。
塁上からピッチャーやキャッチャーへの牽制。
足の速くない選手ならホームへ戻ってこれないような当たりでも、戻ってこれます。
野手もそれだけ焦らさられます。
そして、ミスへ繋がったりする可能性も増えてきます。
単純に、盗塁数の増加だけではなく、巨人にとって必ずプラスの作用をもたらすことでしょう。
重信選手の更なる活躍に期待がかかります。
まとめ
- 重信慎之介選手が覚醒したのは怪我期間中の肉体改造のおかげの可能性が高い
- 50m走のタイムは5.7秒
- 原監督からの信頼は厚い
プロ野球・メジャーはネットで無料観戦することもできます
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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