上原浩治選手が2019年の巨人でプレーすることになりましたね。
2019年には44歳を迎え、NPBの現役最年長となりますが、まだまだ活躍できそうな予感がしている人も多いと思います。
多くの選手がとっくに引退している年齢でも、なぜここまで高パフォーマンスを発揮できるのか、上原選手の今までの記録や凄さについて深堀りしていきます。
上原の日米通算記録の凄さ
ブログ更新致しました
<上原浩治>豪華な住宅事情を公開!!驚きの声があがるhttps://t.co/yIvq9rqhAi pic.twitter.com/Y2I9UKhAz8
— 話題のスポーツNEWS (@NEWS91356958) January 14, 2019
上原選手は1998年のドラフトで巨人に逆指名1位で入団し、2009年からはメジャーでプレー、2018年から日本球界復帰という野球人生を送ってきました。
2018年オフには巨人と自由契約となり、現役続行が危ぶまれましたが、巨人と再契約という恰好で2019年もプレーできるようになりました。
上原選手の日米通算記録を見てみると、まだNPBでは誰も達成していない「トリプル100」を達成しそうなんです。
トリプル100とは、100勝、100ホールド、100セーブのことです。
現在、上原選手は100勝と100セーブはクリアしており、ホールドに関しては90と2019年には達成できそうなんです。
メジャー渡米前の上原選手は先発投手としての起用が多かったのですが、メジャーではクローザーに転向したことで、球界屈指の偉業に王手をかけることができました。
一度先発で起用されて結果を残せたら、中継ぎや抑えで起用されにくいですからね。
いくら名投手と言われても、この成績はなかなか残せるものではありません。
元々、先発に強いこだわりがあったとされる上原選手ですが、2007年にはチーム事情により中継ぎも経験し、メジャーでは中継ぎ・抑えをメインに登板してきました。
この経験があってなのか、上原選手はリリーフとクローザーの重要性について説いており、「抑えて当たり前、打たれたときだけ記事になる」と不満をあらわにしたこともありました。
ご自身のブログでも自分の全投球の解説をする情報発信に努めるなどしていることから、中継ぎの苦労と重要性を伝えていきたいのでしょうね。
記憶に残らない上原の凄さが分かるエピソード
#ジャイアンツ球場 のブルペンでは #上原浩治 投手が投球練習を行いました。
詳細はこちら→ https://t.co/3hiMAeUlt3#giants #巨人 #日刊スポーツ pic.twitter.com/9gpAF7rTvn— 日刊スポーツ 巨人担当 (@nikkan_giants) March 1, 2019
2018年の上原選手の成績はあまりぱっとしませんでした。
36試合 5敗14ホールド
34.2回 32被安打 5被本塁打 5四球 2死球 24奪三振
防御率3.63
WHIP1.08
それもそのはず、上原選手が巨人に合流したのは他の選手と1か月遅れてのことでした。
メジャーの球に慣れ親しんでいたことから日本の球やマウンドに慣れるのも時間がかかったのでしょう。
急ピッチで調整をしたためか、故障もしてしまいましたよね。
成績だけ見てしまうとそこまで凄さが分かりませんが、上原選手の凄さは普段のトレーニングから伝わってきます。
ただ、上原選手を近くで取材していた記者によると、自主トレの光景が他の選手よりも異質だとのことでした。
パッと見ただけでもきつそうなトレーニングに取り組んでいるだけでなく、何よりも少人数や一人で取り組むことが多いのだとか。
多くの日本人選手は、数人で自主トレを行うケースが目立ちますが、上原選手は極力一人でトレーニングをするのにも理由があります。
その理由は、
自分のペースでできること
試合では一人で戦うから、同じ状況を作り出している
とのことでした。
トレーナーをつけることも多いそうですが、トレーニングをする際には何の目的のトレーニングなのか自分の頭で考えるのも上原選手の意識していることです。
また、ハワイやグアムでトレーニングをする選手がたくさんいる中でも上原選手はあえて寒いところでトレーニングをしています。
これにも理由があり、結局試合も寒いところでやるからと話しています。
いつでも試合の環境や状況をイメージしてトレーニングするところが上原選手の凄いところだといえるでしょう。
なぜ記録を残せたのか?上原の投手スキル
【今夜の23スポーツは?!】
巨人・上原浩治投手の特集です。
左ひざ手術から復活へ、オフシーズンのリハビリをTBS独占で追いました!
日本球界で現役最年長選手となる上原投手、2019年にかける思いとは…NEWS23は今夜11時10分から#上原浩治 (@TeamUehara)#巨人 pic.twitter.com/BlmhoBQ0S9
— news23-sports (@News23sports) January 22, 2019
メジャーでリーグチャンピオンシップMVPにも輝くほどの成績を収めた上原選手ですが、プロ野球選手としてはそこまで球速は速い方ではありません。
巨人入団したての頃は150㎞/hは超えていましたが、メジャー時代では140㎞/h前後しか出てませんでした。
それでもメジャートップクラスの奪三振率を記録しました。
三振の山を築き上げたのには、上原選手の投手スキルに秘密がありました。
まずはコントロールが非常に良いということ。
2013年から2016年の与四球率は1.47とメジャー5位です。
また、メジャーの強打者たちが三振してしまうのも、上原選手のボールのノビに影響があるとされています。
メジャーの投手平均の回転数は1分間に2200ですが、上原選手は2400という数値を記録しています。
回転数の多さから、リリースポイントから打者までの距離のボール落ち幅が少なくなり、バッターから見ればノビ上がって見えるということになります。
上原選手の回転数の秘訣には、指力トレーニングも影響しています。
極めて地味なトレーニングですが、ボールを指でにぎにぎするトレーニングで指力を鍛えているそうです。
コツコツとトレーニングを重ねた結果が世界でも通用する状況を作り出したんですね。
「球速の遅い投手は多数の打者から三振を奪うことはできない。しかし、ウエハラはそれができる稀な投手の一人である。さらにウエハラを特徴づけているのは、四球を多く出さずに三振を奪えることである。2013年から2016年、ウエハラの与四球率は1.47を記録している。この間、ウエハラの与四球率は5位に位置する。 彼のコントロールと三振を奪う能力は優れている。レッドソックス時代、ウエハラは球界で最高の奪三振率を誇る投手のひとりだった」
引用:FullCount
まとめ
- トリプル100を達成すれば日本人選手初!
- いつでも試合をイメージしたトレーニングをしている
- コントロールと回転数が上原の強み
ということが判明しました。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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