ヤクルトの石山泰稚選手の魅力と言えば、伸びあがるようなストレートですよね。
今でこそ、石山泰稚選手のストレートには光るものがありますが、子供の頃はそこまで凄くなかったようです。
社会人野球まで経験している石山泰稚選手ですが、今までの野球人生でどんな成長を遂げてきたのでしょうか?
本記事では、石山泰稚選手の子供の頃から今までのストレートをはじめとする投手スキルについて掘り下げていきたいと思います!
小中学時代の石山泰稚
少しだけ身体動かしてた石山泰稚さん
#20190404 pic.twitter.com/RFgFdiNU4T— こすた( 'ω' )☂️ (@tys__1) April 6, 2019
石山泰稚選手が野球を始めたのは小学5年生からではじめは内野手を務めていました。
投手を始めたのは小学6年生の頃からでした。
当時は周りよりも身長が低くて、あまり良い成績が残せなかったようです。
中学に上がってからは投手ではなく、内野手を務めることのほうが多かったようです。
しかも補欠のサードだったといいます。
当時の事を石山泰稚選手は以下のように語っています。
「中学は最後の方に少しピッチャーをやった程度。他にいいピッチャーがいましたし」
中学時代は、ピッチャーとしての才能が開花しなかったのですね。
でも、石山泰稚選手の隠された才能を見抜いていた人物がいました。
それは中学校時代のコーチです。
コーチは石山泰稚選手の肩の強さを見抜いていました。
石山泰稚選手に対して、
「高校には内野手でいったら通用しない。とにかくピッチャーでいけ!」
とアドバイスを受けて高校は金足農業に進学しますが、その決心ができたのもコーチのおかげですね。
当時の金足農業の監督と中学のコーチが知り合いだったということもあり、選択を絞るのもそう難しくはなかったのではないでしょうか。
金足農業高校時代のストレート
2019.4.6 ヤクルト対中日#石山泰稚#swallows pic.twitter.com/DhdgtmPydZ
— ヒロキ@野球垢 (@hm_picture_ys) April 6, 2019
金足農業の野球部に入部した当初のことを石山泰稚選手は、
「入部したら同じ学年にすごいピッチャーが何人もいて。自分は絶対にエースになれないと思いました」
と語っており、多少の劣等感を感じていたのかもしれませんね。
今でこそ、石山泰稚選手のフォームはスリークォーターですが、高校時代はオーバースローだったようです。
高校3年間で低かった身長が10㎝以上も大きくなったということなので、入部当初は170㎝前後だったのでしょう。
高校時代に投げていたストレートの最高球速は139キロにまで伸ばしました。
入部当初には到底エースになれないと思っていた石山泰稚選手は3年生の時にはエースの座につくことがきました。
甲子園には行けなかったものの、努力して成長してエースになった経験は自信になったようです。
石山泰稚選手の高校時代は「努力で結果を変えることができる」という典型的な事例ですよね。
東北福祉大学時代のストレートの球速
2019.4.2神宮球場
石山泰稚 pic.twitter.com/YUjWAGqowR— しゃしんや(のんきな方) (@macbw) April 7, 2019
野球の名門である東北福祉大学に進学すると、なかなか球速が伸びなくてスランプに陥ってしまいました。
高校時代には139キロを計測していたので、140キロはすぐに出せると思われていましたが、2年生になっても140キロ以上を出す事はできなかったのです。
仲間に相談したり、多くの試行錯誤をこなして、ようやく大学3年生の春には141キロを出せるようになりました。
大きな壁を乗り越えた石山泰稚選手は順調に成長を続け、大学卒業時には146キロにまで球速を伸ばすことに成功しています。
一度、大きな壁を乗り越えたら成長が早くなるものですね。
ヤマハ・社会人野球時代のストレートの球速
石山泰稚選手の社会人時代の投球フォームはこちら。
社会人時代には、ストレートの最速は147キロとなりました。
今までキレの良いカーブと組み合わせたピッチングがメインでしたが、スライダーにも磨きをかけて、プロに入ってからも重宝するようになります。
ドラフトで1位指名を受けた時には、実力はさることながら、イケメン投手として話題となりましたね。
ルーキーながらプロ野球選手にとってファンの重要度は高いことを認識していて、当時から
「顔だけでなく実力で(ファンの数を)増やしたい」
と語っていました。
自分のことを冷静に客観的に俯瞰できる力がありそうですね。
現在の石山泰稚の投球術
プロ入りしてからの石山泰稚選手の投球フォームはこちら。
投げた後のフィニッシュの時には、踏み出した左足で地面を蹴り上げるようになり、全身の力を伝えられている感じがしますね。
相変わらず、投球フォームは美しく、柔軟性を感じます。
ストレートの最速は大学時代の時よりも伸びており、152キロにまでなりました。
平均球速は144キロとかなり安定しています。
全体の投球の中で最も投げている球種はストレートで、フォーク、スライダー、カーブの順に投げ分けていました。
球種 | 配球率 | 空振り率 | 見逃し率 |
ストレート | 67.68% | 8.96% | 25.57% |
フォーク | 17.17% | 17.65% | 5.88% |
スライダー | 12.12% | 8.33% | 25.00% |
カーブ | 3.03% | 0.00% | 66.67% |
数字を見ても、ストレートとフォークの質が高いことが分かりますね。
石山泰稚選手の登板の際にはぜひフォークに注目してみてください!
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まとめ
- 石山泰稚が高校に進学するまではサードの補欠だった
- 金足農業高校時代は139キロで大学時代は146キロがマックスだった
- ヤマハ時代は147キロ、プロに入ってから152キロまで球速が伸びた
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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