もはや阪神タイガースの投手陣の顔となったドリス選手。
見た目の容貌が目立つだけでなく、しっかりと成績を残している実力派投手ですよね。
最多セーブまで獲得してしまうほどの実力を発揮していますが、改めてどんな投手なのか気になりましたので調べてみました。
本記事では、ドリス選手の球種や球速などの投手スキルや投球フォームについて掘り下げていきたいと思います!
ドリスのプロフィール
【阪神】
ドリス
体調不良から一夜
練習に合流「メッチャスイマセン!メッチャスイマセン!ダイジョーブ、ダイジョーブ!」
(サンスポ) pic.twitter.com/fao6vyqsof— 早く現地とらほーしたいいけっちび(25)🐯#25 (@HTno1_) 2019年4月18日
基本情報
名前 | Rafael Dolis(ラファエル・ドリス) |
生年月日 | 1988年1月10日 |
出身地 | ドミニカ共和国ラ・ロマーナ州ラ・ロマーナ |
経歴 | シカゴ・カブス→サンフランシスコ・ジャイアンツ→デトロイト・タイガース→阪神タイガース |
身長 | 195㎝ |
体重 | 109㎏ |
投打 | 右投げ右打ち |
ポジション | ピッチャー |
背番号 | 98 |
プロ入り | 2004年アマチュアFA シカゴ・カブス |
ドリス選手はメジャー時代から先発登板は一切無く、リリーバーに徹していました。
日本球界参戦するまでの経歴
ドリス選手はディビナ・プロビデンシア高校を卒業後、2004年にシカゴ・カブスとアマチュアFAで契約を結びます。
マイナー生活を7,8年過ごした後の2011年に3Aを経ずに2番手投手としてメジャーデビューを果たしました。
メジャーリーガーとして3年間過ごした後にFA権を獲得し、サンフランシスコジャイアンツへ移籍しますがメジャー昇格はならず。
2年間をジャイアンツで過ごし、デトロイトタイガースへ移籍しますがここでもマイナー生活を2年過ごしました。
メジャーへの復帰を果たせないまま、FAで日本球界に参戦することとなります。
日本球界での主な活躍
阪神タイガースに入団した当初はクローザーとしての起用が考えられていました。
入団した1年目は守護神として登板する機会が多くありましたが、2年目からはセットアッパーとして登板する機会が激増します。
2年目には37セーブを挙げ、セ・リーグのセーブ王に輝きました。
これを機に阪神タイガースのリリーフ投手として骨をうずめることとなります。
球種や球速などの投手スキル
ドリス
2019.4.20 pic.twitter.com/IZvu65Ug24
— KISSY➡︎4/30甲子園 (@k_love_tigers) 2019年4月20日
ストレートの最高球速は164キロだと言われていますが、日本で出した最高球速は161キロです。
メジャー時代に出していたのかもしれませんが、日本でもご自身の持つ最高球速のストレートを見てみたいですよね。
まあ、160キロ超えでも十分速いんですけどね(笑)
変化球はツーシーム(シュートと表記するところもある)とフォーク、スライダーを操ります。
ツーシームも160キロ超えということですから、鬼に金棒です。
2019年の球種配分は以下の通り。
球種 | 配分率 | 被打率 | 空振り率 | 見逃し率 |
シュート | 45.45% | .286 | 11.11% | 4.44% |
ストレート | 25.25% | .200 | 16.00% | 32.00% |
フォーク | 22.22% | .000 | 27.27% | 4.55% |
スライダー | 7.07% | .000 | 14.29% | 42.86% |
ストレート(フォーシーム)よりもシュート(ツーシーム)を主体にしてピッチングを組み立てていますね。
160キロ超で微妙に変化がつけられたら打者は手が出ませんよね。
ストレートの見逃し率が高いのでよっぽどノビのある球であることが分かります。
フォークの空振り率も高いですね。
キレが良くて空を切るバッターが多いのでしょう。
コントロールは可もなく不可もなくと言ったところで少し制球難があるような印象を受けます。
投球フォームについて
ドリス選手の投球フォームはこちら。
こうやって改めて見ると、身長が高くて足が長いですね。
腕を大きく広げて、ダイナミックな投球フォームはまさにメジャーリーガーを連想させます。
軸足はプレートの一塁側に置いています。
そこまで足を開いていないように思えますが、高身長なので実際の広さはけっこう長いです。
力任せのピッチングが目立ちますが、完全に球威で押すタイプのピッチャーですよね。
投げた後、キャッチャーから目線がずれてしまうほど全力投球です。
投球フォームには一長一短ありますから、制球よりは球威を最優先した結果なのでしょう!
ある程度制球できているのは、投げたボールがどこに行くのかというのを体が覚えているのだと思います。
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まとめ
- ドリスは高卒後、カブスと契約を結びメジャーでは3年過ごした
- 最高球速は164キロでツーシーム主体のピッチングスタイル
- 投球フォームは球威優先の全力投球型
プロ野球・メジャーはネットで無料観戦することもできます
https://nekkyu89.com/professional-broadcast
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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