巨人へFA移籍した丸佳浩選手の人的補償は誰になるのか、世間を賑わせていましたが、ついに決まりました。
長野久義選手です。
長野選手といえば巨人の主軸として一時代を築いたジャイアンツの生え抜き選手。
リーグ優勝や日本一に大きく貢献しました。
しかし近年は年齢も重なってか、成績が低下傾向にありました。
なぜ広島は長野選手を選んだのでしょうか?
今回は、広島が長野選手を人的補償で選んだ理由、巨人が長野選手をプロテクト外にした理由、近年の長野選手の成績について解説していきたいと思います!
https://nekkyu89.com/maru-fa-giants
広島が長野久義を人的補償で選んだ理由
https://www.instagram.com/p/BsU6n2ch50j/
広島が人的補償で長野選手を選んだ理由として以下のことが考えられます。
- 外野手の補強
- 経験値豊富なベテラン
- 野球に取り組む姿勢
- ケガへの向き合い方
- 勝負強さ
それでは一つずつ見ていきましょう。
外野手の補強
広島は丸佳浩選手がFAで巨人へ移籍したことで、外野手の層が薄くなってしまいました。
丸佳浩選手がセンターを守り、レフトは野間峻祥選手、ライトは鈴木誠也選手というのが定型でした。
鈴木選手のバッティングや肩は神がかっているため、おそらくレギュラーから外されることはなさそうです。
野間選手は若手ということもあり打撃成績はまだまだノビシロがあります。
2018年に初めて規定打席に到達したばかりで盤石と言えるまではもう少し時間がかかりそうです。
このような外野手事情があるため、丸選手が抜けたことで外野の層が薄くなってしまいました。
バッティングと守備に関して穴を埋められるような選手を獲りたい広島側からすれば、長野選手は最適ですよね。
経験値豊富なベテラン
長野選手は2010年からプロ生活を9年過ごしてきたベテランです。
広島を2017年で引退した黒田博樹氏、2018年で引退した新井貴浩選手がチームに与えた影響力は計り知れません。
広島を強くしたのは、ベテランの残していった野球に対するマインドや考え方が大きく起因していることを肌で感じているのでしょう。
リーダーシップも取れるし、後輩への面倒見が良いという評判の長野選手は何もプレーヤーとしてだけの期待ではなく、若手への刺激になることも見込まれて選ばれたと考えられます。
野球に取り組む姿勢
社会人野球を経てプロ入りを果たした長野選手。
テレビ越しに見ても礼儀正しさが伝わっている人も多いのではないでしょうか?
にじみ出る性格の良さが選ばれた理由の一つだったのかもしれません。
ケガへの向き合い方
2014年に右膝半月板の修復手術と右ひじのクリーニング手術を受けています。
一度はスタメンから外されることも多くなりましたが、それでもケガと向き合い、試合に出場し続けてきました。
ひたむきな努力によってチームに与えた影響は大きいものでした。
勝負強さ
ここぞという時の試合では大きな活躍をすることで有名な長野選手。
2012年の日本シリーズでは全試合安打を記録して、チームを日本一へ導きました。
また2018年でもクライマックスシリーズ進出へ多大な貢献をしています。
https://twitter.com/GN_JP/status/1045845623910481921
巨人が長野久義をプロテクト外にした理由
https://www.instagram.com/p/BsW7DwCA70I/
巨人の生え抜きでもあり、今となってはジャイアンツの顔となった長野選手ですが、なぜ巨人は長野選手を手放してしまったのでしょうか。
人的補償で広島が選んだということは、プロテクトリストから外していたということになります。
こんなに良い選手をプロテクト外にするなんて、巨人ファンからは批判されそうですね。
ましてや長野選手とは契約更改していたのに・・・と思う方もいるのではないでしょうか。
プロ野球巨人の長野久義外野手(34)が東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3千万円増の年俸2億2千万円でサインした。
引用:産経新聞
それでも巨人が長野選手をプロテクト外にしたのには理由があるはずです。
以下のような理由が考えられます。
- 外野手の飽和状態
- ベテランでありながらケガ持ち
- 若手を優先
- 成績不振
それでは一つずつ見ていきましょう。
外野手の飽和状態
近年、巨人は他球団から外野手を獲得しています。
現時点で外野手は、有名どころで言いますと
- 丸佳浩
- 陽岱鋼
- 亀井善行
- アレックス・ゲレーロ
といった選手が連なります。
その他にも有望な若手が多くいますので、巨人の外野手は飽和状態になっていました。
ベテランでありながらケガ持ち
長野選手は2014年に手術を受けています。
手術は数年前に完了したからといって盤石ではないはず。
プロ10年目を迎えるベテランでもありますので、いつケガが発症するのかリスクが伴うのも事実です。
さらに2018年は背筋痛を訴え、登録抹消もされています。
年齢には逆らえないということを物語っています。
若手を優先
チーム方針として若手を優先する球団は多いことと思います。
巨人は若手育成が急務でありながら、即戦力を優先する球団です。
スタメンから外されることが多くなってきた長野選手よりは、これからノビシロが多い若手選手を優先したという考えも理解できます。
成績不振
単純に成績不振になっている選手はプロテクトから外しますよね。
段々と打撃成績が落ちてきたり、守備にも精彩を欠くプレーが目立ってきたというのが世論の意見です。
2018年は試合数も減ってしまいましたが本当に成績不振だったのでしょうか?
近年の長野久義の成績について
実際に見てみると、こんな感じでした。
長野の年度別成績を見るに、2015と2017に成績を落としたくらいでコンスタントに打ってる感じで、なんでプロテクト外れてたのか分からんね。 pic.twitter.com/MZMRTpj3RP
— こんたけ (@takeshiful) January 7, 2019
微妙に低下傾向にあるような気もしますが、ごちらかと言うと一定ですね。
伸び率があまりないからプロテクトから外されたという要素が強そうです。
https://nekkyu89.com/maru-necklace
https://nekkyu89.com/utsumi-transfers
まとめ
今回は、
- 広島が長野久義を人的補償で選んだ理由は経験豊富でチームへの影響もありそうだから
- 巨人が長野久義をプロテクト外にした理由はケガ持ちで伸び率が期待できないから
- 近年の成績は芳しくない
ということが判明しました!
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https://nekkyu89.com/professional-broadcast
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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