[chat face=”yagyu.png” name=”ヤギュウくん” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]誰もが憧れるホームラン、打ってみたいな~[/chat]
[chat face=”kyukancho.png” name=”キューちゃん” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=”maru”]ホームランって野球の華だよね。[/chat]
[chat face=”yagyu.png” name=”ヤギュウくん” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]ホームランを打つために必要な練習方法やポイントってなんだろう?[/chat]
ホームランを打ちたい!と一度は思ったことはあるはずです。
筆者は試合では小技しかしませんでしたが、実は練習だけだったらフェンスを超えたこともあるので”エセホームランバッター”でもありました。
その時はたまたま衝動的にホームランバッターになってやると意気込んでいた時期だったのでホームランの打ち方のスイングに改良していました。
ホームランを打つための物理的な必要条件
ホームランを打つために必要な条件は、経験や調査に基づくと以下の4つとなりました。
- スイングスピード
- 筋肉量
- 弾道
- バッティングフォーム
一つずつ詳しく見ていきます。
スイングスピード
重さ約140g、時速140㎞のボールをスタンドに入れるためには、バットのヘッドスピードを時速120㎞にしなければならないようです。
運動量保存則からすると、ピッチャーが投げる速度が速ければ速いほど、バットのヘッドスピードは遅くてもスタンドインできるようになります。
プロ野球選手の平均ヘッドスピードは130㎞といいますから、スイングスピードを120㎞に到達させるには相当量の練習が必要になってきます。
筋肉
ホームランを打つための筋肉量は絶対に必要だということは感覚的に誰にでも分かることだと思います。
プロ野球やメジャーを見ていても、肉体改造をした選手がホームランを量産するようになったケースは多いです。
しかし、具体的にどこの筋肉を鍛えればいいかということは意外にも知られていません。
ホームランを打つために必要な筋肉は腕や体幹だと思われがちですが、一番重要なのは太ももの筋肉です。
かつて3回のホームラン王を獲得した松井秀喜氏の現役時代の筋肉量を測ったところ、上半身の筋肉はそこまで発達していなかったようです。
一方、下半身特に太ももの筋肉が異常なまでに発達していて、脚伸展パワーがプロ野球選手の平均値より1.5倍の数値をたたき出していたというのです。
脚伸展パワーとは脚を伸び縮みさせる力のことで単位は一般的に「w」で表されることが多いです。
脚の筋肉は体全体の半分以上を占めますから、脚の力でボールを飛ばすとより多くの力が伝わることは簡単に予想できますね。
弾道
一番遠くに飛ぶ初角度が30~45度と言われています。
簡易的な物理学的には45度が最もボールを遠くへ飛ばすことができる計算になりますが、風の抵抗などが加味されると単純に45度が一番いいとは言えないのが現実です。
それでも30~45度の範囲で弾道をつければホームランを打てる確率が上がるのは確実です。
この角度、分度器で見ると普通に打てそうな気がしますが、実際に自分で打ってみたり、現実の打球でこの角度を見ると、かなり高い打球だということが分かるはずです。
思いっきり高く上げようとした時にこれくらいの角度になるので、弾道をつけるバッティングも研究が必要です。
バッティングフォーム
脚の力を伝えるフォームや、弾道をつけるフォームなど、様々な要素を考慮してバッティングフォームは改善しなければなりません。
上記のことを意識しながら、もう一つ意識してほしいのは、バットを引く腕を締めてはいけないということです。
よく間違った指導で脇を締めるようにバットを引けと教えることがありますが、絶対にやってはいけません。
筆者も脇を締めるフォームを固めるために脇にタオルを挟んで素振りをさせられたものです。
しかし、このフォームだと確実にスイングスピードが下がり、力が半減してしまいます。
プロ野球のホームランバッターやメジャーの選手を見ても脇を閉じている選手なんていないんですよね。
むしろ、脇を開くように肘を思いっきり前に出したほうが遠心力が付くのでスイングスピードが上がります。
あとは、ミートできるかどうかの技術が必要になってくるので、こちらは数をこなしてミートする感覚を養う必要がありますね。
ホームランを打つための意識
物理的な条件を確認したところで、次は意識について見ていきましょう。
ボールをバットに乗せる・運ぶ
経験的にもボールを遠くに打つという感覚で打つとあまり遠くへいかないことは感じていました。
何個かサイトを見ても同じようなことを言っている人が多かったので、おそらく間違いないことでしょう。
ボールは打つのではなく、乗せる・運ぶという意識でスイングしていきましょう。
ボールをスタンドへ送り出す意識が必要です。
超高い内野フライを打つ
意外かもしれませんが、ホームランを打とうと初めて試みる人にとってはこの意識はかなり有効です。
実体験の話で、筆者は元々セーフティバントしか能がなかったのですが、ある時、コーチからホームランを打ちたいやつは思いっきり高い内野フライを打つ意識で打ってみろと言われ、興味本位でやったことがあります。
その時は私も筋肉がついてきた頃だったので、もしかしたらイケるんじゃないかと思い、やってみたら、見事にフェンスを越える打球を連発したのです。
確かにスイングの軌道を考えた時に、超特大内野フライを打つよりもホームランを打つことのほうよっぽど易しいのです。
あくまで初めてホームランへ挑戦しようとする人にとっての方法なので参考程度にしてください。
ホームランを打つための練習方法
[chat face=”kotori.png” name=”コトリさん” align=”left” border=”red” bg=”none” style=”maru”]ホームランを打つコツみたいなのは分かったけど、そのためにどんな練習が必要なのかな?[/chat]
残念に思う人もいるかもしれませんが、一番有効な練習方法は素振りです。
もちろん素振りだけしていたら良いと言うわけではありませんが、原点は素振りです。
上記で挙げた要素をクリアするようなスイングを意識して、ひたすら素振りすることです。
この時重要なのは、スイングスピードをいかに早めるかを意識することです。
そうしてくると、使っている筋肉が筋肉痛になって、どこの部位を鍛えればいいのかも分かってくると思います。
筋トレする時にはそこを重点的に鍛えればいいわけです。
実戦にまさる練習はありませんので、実際にボールを高く打つ練習も効果的です。
バッティングセンターは低いところにホームラン看板が設置されているところもあるので、なるべく高い位置に設置されているバッティングセンターを選ぶようにしてください。
まとめ
今回は、
- ホームランを打つための物理的な必要条件
- ホームランを打つための意識
- ホームランを打つための練習方法
について解説しました!
憧れのホームランを打つために努力は必須です。
知識だけ蓄えていては無意味なので、ぜひ自分の体でホームランを打つ快感を感じてみてはいかがでしょうか。
ホームランのスイングスピードの計算式ってわかりますか?
一般的にそのぐらいって言われてるだけなのか、それとも何かの計算式なのかが気になります。
厳密には風とかも打球のスピンとかもあるのでしょうが。