【2019夏季高校野球】佐賀予選大会の優勝候補を予想!注目選手や戦力は?

第101回大会の甲子園もどのようなドラマがあるのか楽しみですね!

今回は、佐賀の予選大会における優勝候補について徹底調査してまいります。

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夏予選佐賀大会の日程

 抽選会:6月20日

 公式戦:7月6~21日

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各高校の戦力

戦力評価【ABC評価】

高校名 打撃 守備 走塁・機動力 総合戦力
多久 B B B B
唐津商 B B B B
唐津青翔 C C C C
鹿島実 C C C C
北陵 B B B B
佐賀学園 A B A A
白石 C C C C
神崎 C B C B
佐賀西 B B B B
唐津南 C C C C
鹿島 B B B B
伊万里商 B C C C
武雄 B C B B
鳥栖商 B A B A
塩田工・嬉野 B B B B
龍谷 B B B B
佐賀農 B B B B
早稲田佐賀 B B B B
鳥栖工 B B B B
厳木 C C C C
佐賀東 B C C C
佐賀北 B B B B
有田工 B B B B
小城 B B B B
伊万里農林 C C C C
伊万里 C B B B
佐賀工 B B B B
三養基 B C C C
杵島商 B B B B
唐津工 B B B B
唐津東 B B B B
鳥栖 A B B A
高志館 B C B B
神埼清明 B A B A
太良 C C C C
東明館 B B B B
佐賀商 B A B A
敬徳 C C C C
唐津西 C C C C

 佐賀はここ10年で夏の出場校7校排出する全国屈指の大混戦地です。

 そして、その様相は今年も大いに健在。

 春を制したのは伝統の佐賀商

 もちろん、現段階でもっとも高判定を出しております。

 ただ、やはりそれに拮抗しうる力のチームはたくさんあります。

 総合A判定はほかに佐賀学園、鳥栖商、鳥栖、神埼清明

いずれも攻守にバランスの取れた好チーム。

そして、B判定にもとても気になるチームがたくさんあるのですね。

たとえば、唐津商、早稲田佐賀、小城、北陵、東明館、鹿島、龍谷

唐津商は昨夏の準V校、今春では力のある鳥栖を相手に接戦で敗れております。

早稲田佐賀は佐賀商に延長122-3、複数の主戦級投手を擁し、その高い守備力に上位進出の可能性をうかがわせます。

ベスト4の小城もやはり僅差の勝負に強く、41年ぶりの悲願を目指します。

北陵は秋の準優勝校です。

佐賀学園と1点差の熱闘を演じました。

東明館は昨春の佐賀覇者。

その夏は及ばなかったものの主戦級が残り、雪辱を期しております。

佐賀に梅雨時おこなわれるNHK杯では佐賀商を破り準優勝しております。

鹿島はNHK杯優勝校。

佐賀学園も5-3で退けております。

ですが、鳥栖に2-3で敗れております。

そして、その鳥栖は龍谷に1-3で敗れております。

龍谷は鹿島に4-5で敗れております。

この辺りからも佐賀の実力がいかに拮抗しているかうかがえると思います。

ほかの多くの学校も虎視眈々と頂点を狙える位置にあります。

打撃部門の注目校

 打撃注目校は佐賀商です!

 済木・松隈・副島・藤川・中島の上位打線は活発。

 また、捕手古川にも非凡なバッティングがあります。

 つながりだすと脅威になります。

 ただ、ずば抜けた豪打というわけではありません。

 春は初戦の唐津南戦で2けた16点を挙げましたが、3回戦の早稲田佐賀には3点、準々決勝の鳥栖には4点、準決勝の神埼清明戦では2点、決勝の佐賀学園戦は7点、さらに九州大会では筑陽学園に2点。

 どちらかといえばここ一番の勝負強さで勝ち上がっているという印象です。

守備部門の注目校

 守備注目校は神埼清明です!

 春のスコアだけで見ると、ものすごく安定感のあるのがここです。

 2回戦では東明館を破った鳥栖工を0封、3回戦では佐賀西に1失点、続いて唐津東も0封、佐賀商には敗れはしたものの2失点です。

 ピンチは多かったのですが、小野大塚バッテリーによる粘りが光りました。

 神埼清明は秋もベスト8進出の実力校。

 連投が予想される夏は確かに過酷ですが、勢いに乗ると一気に駆け上がる可能性を秘めております。

走塁・機動力部門の注目校

 走塁・機動力注目校は佐賀工です!

佐賀大会は圧倒的な打棒を持ったチームがないだけに、機動力が得点力に絡む大きなキーとなってきます。

その点、機動力野球を伝統の武器としているのが佐賀工。

秋はベスト4

春は強豪の小城に2-3で逆転サヨナラの惜敗。

地力があるだけに今夏は台風の目となるかもしれません。

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5人の注目選手

佐賀商:済木龍輝

177cm75kg3年生。右投げ右打ち。

小学校時代は福岡ソフトバンクジュニアに所属。

その影響もあってでしょう、あこがれの選手は同じ九州出身でショート名手、今宮健太。

3時にはシニアリーグ“佐賀フィールドナイン”で、ジャイアンツカップベスト8に進出を果たしております。

同学年のチームメイトであり同じく内野手である藤川、中島とはこの時すでに同じチームどうしでプレイしておりました。

1年時の夏には9番で出場。

2回戦龍谷との延長の死闘ではサヨナラの殊勲打を放っております。

また、昨夏の甲子園では1番遊撃手として出場を果たしております。

器用なバッティングが持ち味。

佐賀商: 中島優仁

3年生。右投げ両打ち。174cm70kg

昨夏の全国初戦高岡商との戦いにおいて、62塁手として出場。

4打数2安打の活躍を見せております。

済木とは幼稚園のころからの幼なじみ。

二遊間を組み、かなり華麗な守備に定評があります。

東明館: 川口剛輝

 183cm70kgという長身でかなりすらりとした体形。右腕です。

 佐賀三養基高出身の濱口遥大投手(現Dena)は神奈川大入学後に一躍飛躍した経歴があります。

今、NPB最強のピッチャーと言ってよいソフトバンクの千賀滉大も高校時代から投手をはじめ、当時は無名ですらありました。

川口投手もその体格の素晴らしさもあり、“未完の大器”として将来への期待は大きいです。

直球は130km台。

ですが、長身から投げ下ろす角度と伸びがあり、変化球を低めに集めるコントロールとキレもあります。

2年春には佐賀大会優勝に大きく貢献しました。

ただ、秋は北陵に惜敗、春は公式戦に投げることなく初戦で敗れてしまいました。

 しかし、その真価を夏に見せると、他校にとって大いなる脅威です。

東明館: 寺崎拓真

3年生。177cm75kg。右投げ左打ち。中堅手。

1年時からレギュラーとして攻守にわたりチームに貢献。

左右に打ち分ける広角打法が巧みです。

鳥栖商:平野伸

 右投げ右打ち。2年生。 

投げては140km近いストレート、打っては長打力ある主軸であり、内野手もこなす2刀流です。

 春は準々決勝準決勝と2試合連続の本塁打。

特に準決勝佐賀学園戦では先発3失点完投、最終回に放った本塁打はあと1点差に迫るものでした。

まさにチーム中核大車輪の活躍ぶりです。

児玉投手との2枚看板で同校は2003年以来の甲子園を狙います。

優勝候補はこの3校!

佐賀商

  夏の出場は16回。

 県内では圧倒的な出場回数を誇ります。

 そして、今年の佐賀商は昨夏甲子園経験者が多数名を連ねます。

 特に済木・中島の二遊間コンビ、捕手古川は強固なセンターラインとしてその存在感を光らせております。

 そして、投手はエースナンバーの野田、2年生の脇山、3年生の白仁田、古賀涼平と多くをそろえており、連戦にも強みがあります。

佐賀学園

2018秋の佐賀覇者。

4番で捕手の川端歩夢を中心に、夏は王座奪還を狙います。

春はたびたび大勝ちすることもありましたが、どうも秋に比べるとかみあいがよろしくなかったようです。

決勝では佐賀商に1-7と完敗を喫してしまいました。

夏頂点を狙うにはまだいくらか皮をむく必要がありそうです。

鳥栖

 秋の時点では3回戦で佐賀商に2-8の完敗を喫しました。

しかし、今春に入りベスト8進出。

そしてその内容に目をみはるものがあります。

3-2鹿島、9-2敬徳、4-2唐津商、2-3佐賀商です。

春、佐賀商をもっとも苦しめたうちの1校が鳥栖なんです。

かなり安定した守備と勝負強い打撃、バランスの取れた好チームです。

まとめ

 今年の佐賀はかなりの混戦模様です。

 優勝候補の筆頭は名門佐賀商

 しかし、佐賀学園、鳥栖商、鳥栖、神埼清明、唐津商、早稲田佐賀、小城、東明館、佐賀工、龍谷、鹿島、北陵など多数の有力校がひしめきあい、他の学校も大いにチャンスがあります。

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