[chat face=”yagyu.png” name=”ヤギュウくん” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]今年のドラフト会議は見ものだったね~。[/chat]
[chat face=”kyukancho.png” name=”キューちゃん” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=”maru”]金足農業の吉田輝星選手に注目してたんだけど、まさかの外れ1位だったのには驚いたよ。[/chat]
[chat face=”yagyu.png” name=”ヤギュウくん” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]ドラフト1位指名であることには間違いないけど、1位入札がなかったり外れ1位も日ハムだけっていうのもちょっと気になるよな。[/chat]
晴れて金足農業の吉田輝星選手のプロ入りが決まりました。
決まったというのは正確ではないですね(汗。
ドラフト会議で日ハムが交渉権を獲得し、日ハムへの入団がほぼ確実となったという言い方のほうが正確でしょう。
結果的にドラフト1位指名という形でプロ入りが決定的になった吉田選手ですが、1位入札ではなく、外れ1位での指名となったことが予想外でした。
また、外れ一位指名をする球団も日ハムの1球団のみだったということも気になるところです。
今回は、吉田選手の1位入札がなかったことや日ハムの単独指名だったことの理由、開幕1軍のローテ入りの可能性について考察していきたいと思います!
1位入札が一つもなかったのはなぜ?
人気も高くドラフト候補生として注目されていた吉田選手ですが、なぜ1位入札の球団が一つもなかったのでしょうか?
ルックスも良くて、世間の話題をかっさらっていった選手なので、吉田選手の入団した球団にはファンが押し寄せてきそうな気もしますが。
全12球団のうち11球団は大阪桐蔭の藤原恭太選手や根尾昴選手、報徳学園の小園海斗選手を1位指名しました。
吉田選手の交渉権を獲得した日ハムも初めの1位指名は大阪桐蔭の根尾昴選手でした。
吉田選手とこの三人の選手は今年の甲子園の大注目選手であり、高校四天王でしたね。
まさに豊作の年!
決して吉田選手が見劣りするからという理由で1位入札がなかったわけではありません。
チーム事情とも相絡まり、ピッチャーよりもセンターラインを固める野手を必要としていた球団が多かったという理由が大きいようです。
なんせ、吉田選手以外の高校四天王はみんな野手ですもんね。
しかもセンターライン。
日ハムは初めから1位指名をするかどうかで4時間も会議にかけて議論したといいます。
プロから見ても本物の実力を備えていると認められている証拠ですよね。
「根尾と吉田の評価は一緒だった。どっちでいくか、4時間以上の会議で最後までつめた。力でねじ伏せる投手がいないと、優勝できないとオレは思っている。この世界で必ず、大エースになると思う」
引用:日刊ゲンダイ
初めに1位指名した根尾選手と評価が同じだったってことは実力で判断したわけではなく、チーム事情が要因だと考えられますよね。
従って、1位入札がなかった理由をまとめると、
・拮抗馬となる選手がわんさかいたから
・チーム事情で投手よりも野手を優先したから
の2つが考えられます。
なぜ外れ1位の指名も日ハムだけだったのか?
外れ1位で高校生を指名したのは、吉田選手を指名した日ハムと天理高校の太田選手を指名したオリックスの2球団。
高校四天王を逃した他の球団は大学生や社会人の選手を指名しました。
その中には投手もいましたから、野手を獲得したいという思いで吉田選手を指名しなかったわけではなさそうです。
太田選手に関しては内野手なのでオリックスについては野手獲得の方針だったことが予想できますが。
なぜ吉田選手の指名に移らなかったのかは調べてみましたが、残念ながら明確には分かりませんでした。
高校生は金属バット、大学生以上は木製バットを使用しているという観点から、大学生のほうがプロでの実戦に近いとされ、即戦力になるという考え方が蔓延しているのは事実です。
そういう理由で吉田選手ではなく、大学生・社会人を指名した球団も少なからずあるかもしれませんが、真実は一体どうなんでしょう。
吉田選手にはプロで暴れてもらって、指名しなかった球団にギャフンと言わせてほしいですね!
日ハムが吉田選手を指名した理由の一つとしては、吉田選手のプロ入りへの覚悟が大きな要因と栗山監督がおっしゃっています。
元々、八戸学院大学の進学を予定していた吉田選手ですが、甲子園での活躍やU18大会でプレーしているうちにプロ入りの決断をしました。
在住が秋田県で地方は都内よりも人とのしがらみが多いと言われています。
私も岩手出身なので、その感覚は多いに共感できます。
八戸学院大学の関係者や大学進学を勧めてくれた人たちのメンツもあるので、急な進路変更は迷惑をかけかねないという心理も働くと思います。
そんなリスクを背負いながらもプロ入りを決断したのですから、相当な覚悟なのでしょう。
栗山監督は吉田選手の状況を理解し気持ちをおしはかった上で、指名しました。
単に実力があるからという面ではなく、吉田選手のプロ入りへの熱意を感じ取ったからこその指名だったのでしょうね。
やはり、吉田選手は男前という言葉が似あいますな。
開幕1軍ローテ入りの可能性は?
2019年の開幕1軍ローテ入りはほぼ0%と言ってもいいでしょう。
というのも日ハムのチーム方針による要素が大きいからです。
日ハムに入団した歴代の注目投手にはダルビッシュ投手と大谷投手がいます。
ダルビッシュ投手は6月から登板し5勝、大谷投手は5月から登板し3勝という結果を残しました。
日ハムは即戦力になりうるとしても、高卒投手はあえて開幕から投げさせないという方針があるようです。
理由としては、負担が大きく、故障につながるからとしています。
ここでいう負担は体だけでなく新しい環境でプレーするのですから、精神面のことも含んでいることと思います。
ただ、日ハムは吉田選手に対して、1年目で7,8勝はしてくれるんじゃないかと期待に胸を膨らませています。
開幕ローテには入らずとも、1年目での登板の可能性は非常に高いと言えますね!
まとめ
今回は、
- 1位入札が一つもなかったのはなぜ?
- なぜ外れ1位の指名も日ハムだけだったのか?
- 開幕1軍ローテ入りの可能性は?
について解説しました!
金足農業・吉田輝星選手の外れ一位だった原因について考察しましたが、決してネガティブな理由ではなく前向きな理由であったことは間違いありません。
甲子園でも話題をさらいましたが、ドラフトでも異例の話題のさらい方で注目されました。
”持っている”としか言いようがありませんね。