阪神タイガースの小さな巨人と言っても過言ではない近本光司選手
強肩強打として名が通っていますが、近本光司選手について調べてみると「肩弱い」といった言葉がちらほら見られます。
一体どういうことでしょうか。
肩が強いのか弱いのかといった真相に迫るべく、近本光司選手について調べてみました。
本記事では近本光司選手の肩について掘り下げていきたいと思います!
近本浩司の俊足と弱肩
ベース乗ってちょっと背高くなる近本くんw
参考:近本くん(170cm)藤本コーチ(174cm)
2019.05.06神宮 #藤本敦士 #近本光司 pic.twitter.com/EDdDD8MwCU— 爽子🐯19 (@t19_f11) 2019年5月12日
まず近本光司選手のプレースタイルや選手スキルについておさらいしましょう。
近本光司選手と言えば、
- 俊足
- 強打
- 強肩
といったハイレベルな3拍子が揃った選手というイメージがあります。
足の速さに関しては50m走は5秒8という記録を持っています。
速いですね。
強打に関してですが、170㎝という小柄な身長ながら体全体をクルッと回して力強いスイングをします。
これによって、プロ1年目からホームランを量産しています。
そして、肩についてですが、遠投100メートルといった記録を持っています。
記録だけ見る限り、全然弱肩じゃないですね。
しかしこちらのGIF画像をご覧ください。
画像提供:https://i.imgur.com/OE79Bvl.gif
センターを守る近本光司選手がサードに返球している様子です。
サードはおろか中継にも良い球を放ることができていません。
肩が弱いだけでなく、送球のコントロールにも難がありそうですね。
強肩とうたわれていた近本光司選手に一体何があったのでしょうか。
肩の弱さは大学時代の怪我が影響している?
春季キャンプのルーキーちゃん2人#近本光司 #木浪聖也 pic.twitter.com/gG8E9XjLdx
— maiko (@maiko94393) 2019年5月11日
実は近本光司選手は大学時代、肩と肘を故障していました。
関西学院大学に入学した当初はピッチャーを務めていましたが、肩と肘の故障により大学3年から社会人まで外野手を守ることになります。
ピッチャー時代は打者の手元で消えるようなキレのよいスライダーを投げ込んで多くのバッターを打ち取ってきたといいます。
サウスポーでキレの良いスライダーを投げていたらプロでも重宝される逸材になっているでしょうね。
ネットの口コミですが、一番良い時を100としたら現在は20しか投げられないという情報もありました。
この情報は本人談という口コミでしたし、遠投100メートルの記録を持っていたことや、先ほどのGIF画像を見てみてもおそらく事実だろうと思います。
送球を見る限り、肩が弱いという点が問題というより、肩や肘に違和感を残している感じがしますよね。
本人はコントロールに関しては苦手意識はないと答えていたので少し気持ち的な面が影響している印象をうけます。
肩が弱くてもちゃんと狙ったところに投げられれば十分試合でも通用するので、ぜひ肩や肘の違和感を取り除いてほしいですね。
これから肩は強くなるのか
アップも通常通り。 #近本光司 pic.twitter.com/ACiSpnHNWH
— 🤩ふりっく巻木🤩(スポニチ阪神担当記者) (@toraban_makigi) 2019年5月6日
これから肩が強くなるかについてはどんな故障だったかによりますよね。
詳しい怪我の内容は公開されていないので肩が強くなるかどうかは正直分かりません。
しかし送球の質は絶対に上がります。
肩の筋肉が多くても少なくても、腕の使い方を慣らしていくことでコントロールはさらに良くなるでしょう。
プロ野球選手なので専属のトレーナーをつけることもできるでしょうし、本人も送球に対して苦手意識を持っていないと話していることから、回復する兆しは十分にあります。
送球って気持ち的な部分が大きく作用してくる動きでもありますからね。
これからの成長、変化を温かく見守っていきましょう!
まとめ
- 近本光司は俊足で長打力もあるが肩が弱い
- 大学時代に肩と肘を故障したことが原因でスローイングに難を抱えた
- 今後、肩が回復するためには専門的なトレーニングが必須