阪神タイガースの岩貞祐太選手。
近年から先発ローテーションに食い込み、今やチームの柱となりましたね。
しかし、コントロールには難があるという情報もありました。
制球力は投球フォームと密接な影響があると言いますが、どんな投げ方をしているのか改めて検証してみました。
本記事では、そんな岩貞祐太選手の球速や球種などの投手スキルや投球フォームについて掘り下げていきたいと思います!
岩貞祐太のプロフィール
【阪神】岩貞祐太 左腕エースとしてけん引する/今季はひと味違います!>>> https://t.co/8wNcnnMuAk <プロ野球通信Z> #セリーグ pic.twitter.com/4yL8WegXzG
— プロ野球通信Z (@red18655) 2019年4月14日
基本情報
名前 | 岩貞祐太(いわさだゆうた) |
生年月日 | 1991年9月5日 |
出身地 | 熊本県熊本市 |
出身校 | 熊本市立必由館高校→横浜商科大学 |
身長 | 183㎝ |
体重 | 82㎏ |
投打 | 左投げ左打ち |
ポジション | ピッチャー |
背番号 | 17 |
プロ入り | 2013年ドラフト会議 阪神タイガーズ1位指名 |
僕は岩貞祐太選手には義理深く男気溢れるイメージを持っていましたが、熊本県出身ということが分かって納得しました。
偏見かもしれませんが、九州男児は人情深い人が多い印象がありますので!
プロ入り前までの経歴
岩貞祐太選手は小学4年生の時に野球を始め、全国ベスト4にまで輝きました。
最初からピッチャーではなかったんですね。
中学時代の情報はなく、軟式野球をしていたのか硬式野球をやっていたのかは分かりませんでした。
高校は必由館高校へ進学し、1年秋から外野手兼投手としてベンチ入りを果たすものの、高校3年間において甲子園出場を果たすことはできませんでした。
全国規模で目立つ活躍ができなかったので、プロからの指名はなく、横浜商科大学へ進学を決めます。
大学時代は1年春からベンチ入りを果たし、2年生の時には日米大学野球選手権大会に出場し頭角を現しました。
4年生の時には秋季の神奈川大学野球のリーグ戦で最優秀投手賞とベストナインを獲得しています。
ドラフトでは阪神と日ハムから1位指名を受け、阪神タイガーズへ入団することとなりました。
プロ入り後の主な活躍
1年目の春季トレーニングでは発熱により6日間安静にしていた時期がありました。
プロ野球の重圧と環境の変化によって体調を崩すということは他の選手でもよくあることですよね。
大事には至らず、すぐに復帰を果たすと、ルーキーイヤーから1軍登板を果たします。
2年目まではケガや不振により1軍と2軍を行ったり来たりしていましたが、3年目からは1軍に定着し、存在感を出してきました。
投手としての獲得タイトルはまだありませんが、月間MVPをとった経験もありますので、タイトルを獲得するポテンシャルはあるように思えます。
球種や球速などの投手スキル
4/7マツダスタジアム#岩貞祐太 pic.twitter.com/0l7fIaiBZA
— 虎の4番新井貴浩 7日ズムスタ (@takahiro2832) 2019年4月10日
岩貞祐太選手のストレートの最高球速は149キロをマークしています。
変化球はカットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップ、シュートを操ります。
岩貞祐太選手が投げるカットボールは球威があることから、「カットファストボール」とも呼ばれています。
現時点での2019年における球種配分は以下の通り。
球種 | 配分率 | 被打率 | 空振り率 | 見逃し率 |
ストレート | 41.16% | .250 | 11.40% | 28.95% |
チェンジアップ | 15.52% | .200 | 16.28% | 6.98% |
カットボール | 15.16% | .267 | 7.14% | 14.29% |
スライダー | 18.05% | .600 | 2.00% | 26.00% |
シュート | 6.50% | .667 | 16.67% | 16.67% |
カーブ | 3.61% | .000 | 0.00% | 0.00% |
基本的にストレートをメインに投げて、カットボールやチェンジアップで三振を奪うスタイルを確立しています。
チームメートの能見篤史選手の投球術を参考にしているという情報もありました。
強気なピッチングが特徴的で、バッターの内角をバンバン攻めていく印象ですね。
コントロールに対して難があり苦労していましたが、プレートのサード寄りに立ち位置を変えたところ制球力が安定してきました。
試行錯誤の末、課題を乗り越えてきているので、努力家で研究熱心なのでしょうね!
投球フォームについて
岩貞祐太選手の投球フォームはこちら。
セットポジションから高く腕を上げて、豪快なオーバースローからボールを放っています。
全身をふんだんに使ったフォームなので球威が出やすそうですね。
リリースポイントが非常に高い位置なので、目線を安定させることは難しそうです。
さらにグラブの手のひら上向き気味なので、リリース前に力んでいるのかもしれません。
制球難を引き起こしていたのは、極端なオーバースローと右手の力みによるものである可能性が考えられます。
まあ、その分、投球に威力が出ているので、投球フォームには一長一短あることは仕方ありませんよね。
フォームを確立しているなら、投げ込んで体感的にどうやって投げれば制球力を安定させることができるのかをしみこませるのが一番良いのかもしれません。
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まとめ
- 岩貞祐太は大卒ドラフト1位指名で阪神に入団した
- 最高球速は149キロでスライダーがを多めに使っている
- フォームは豪快なオーバースロー
プロ野球・メジャーはネットで無料観戦することもできます
https://nekkyu89.com/professional-broadcast
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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