阪神タイガースのチームの顔となったメッセンジャー選手。
長期間にわたり阪神で好成績を残していますので、多くのファンがついています。
そんなメッセンジャー選手ですが、改めてどんな投手なのか調べてみました。
本記事では、メッセンジャー選手の球種や球速などの投手スキルや投球フォームについて掘り下げていきたいと思います!
メッセンジャーのプロフィール
【阪神】
メッセンジャー
海外FA権取得「全然知らなかったよ。メッチャおじいさんね(笑)自分には全く関係ないことだね」
(サンスポ) pic.twitter.com/EG5vjY8xoH— いけっちび(25)🐯#25 (@HTno1_) 2019年4月15日
基本情報
名前 | Randy Messenger(ランディ・メッセンジャー) |
生年月日 | 1981年8月13日 |
出身地 | アメリカ合衆国ネバダ州リノ |
経歴 | スパークス高校→フロリダ・マーリンズ→サンフランシスコ・ジャイアンツ→シアトル・マリナーズ→阪神タイガース |
身長 | 198㎝ |
体重 | 109㎏ |
投打 | 右投げ右打ち |
ポジション | ピッチャー |
背番号 | 23→26→54 |
プロ入り | 1999年MLBドラフト フロリダ・マーリンズ11位指名 |
身長が2m近くもあり、角度のあるボールが投げられます。
フォークも投げるので、バッターからしたら打ちづらくてたまったもんじゃありません(笑)
日本球界入り前までの経歴
メッセンジャー選手は4歳の時からティーボールを始めます。
ティーボールとは、基本的には野球と同様のルールでピッチャーのいない屋外スポーツです。
デッドボールやファウルチップなどの危険性がないので、安全に楽しめるスポーツですね。
メッセンジャー選手は9歳の時から野球を始め、高校2年生まではショートをメインに守っていたようです。
ピッチャーを本格的にやり始めたのは、高校2年生の時からで当時から144キロのストレートを投げられていたようです。
卒業時には球速を152キロにまで伸ばし、マーリンズから11位指名を受けるほどまでに急成長しました。
メッセンジャー選手は2005年からメジャーデビューを果たし、主に中継ぎ投手として登板しました。
その後、サンフランシスコジャイアンツ、マリナーズへと移籍し、マイナーへ降格することも少なく、メジャーでの登板を増やしてきました。
メジャー通算成績は、173試合に登板し、4勝12敗、2セーブ25ホールド、防御率4.87でした。
敗戦数が多い一方で、防御率はまずまずといったところなので、実力はあっても勝ち運に恵まれていないといった投手なのでしょう。
2009年オフにはマリナーズを自由契約となってから、阪神タイガースに骨をうずめることとなります。
日本球界での主な成績
メッセンジャー選手はメジャーでは中継ぎ投手として起用されていましたが、阪神タイガースでは先発ローテーションに加わりに加わりました。
NPBでは才能が存分に開花し、リーグ最多の先発登板を6回も記録し、完投勝利や完封勝利も多く、実力を発揮しています。
今までに獲得したタイトルは最多奪三振を2回、最多勝利1回。
まさに阪神にとって救世主が降臨しました。
球種や球速などの投手スキル
【阪神愛語る】メッセンジャーが海外FA権を取得も「全然知らなかった」https://t.co/5wmpTUnuFS
「自分にはあまり関係ない」と阪神への愛着を口にし、日本語で「メチャメチャ、オジイチャンネ」と笑わせた。 pic.twitter.com/JGJCgG1Bvw
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年4月15日
メッセンジャー選手の最高球速は157キロとなっていますが、日本球界での最高球速は156キロです。
先発投手に転向してから、ペース配分を考慮して投げているのも影響しているのかもしれませんね。
メジャー時代は力で押していくスタイルでしたが、日本球界に移籍してからはコントロールを重視したとご本人が語っていたようです。
制球力が上がって、この球速を投げられるとはまさに鬼に金棒ですね。
平均球速は147キロと高い水準で直球を放ります。
変化球はスライダー、フォーク、カーブを操ります。
2018年度の球種配分は以下の通り。
球種 | 配分率 | 被打率 | 空振り率 | 見逃し率 |
ストレート | 46.78% | .291 | 5.79% | 22.01% |
スライダー | 24.59% | .264 | 7.99% | 18.73% |
フォーク | 15.85% | .153 | 20.51% | 3.21% |
カーブ | 12.70% | .224 | 10.40% | 17.60% |
変化球の中でもフォークに定評があり、高身長から振り下ろされるフォークは圧巻です。
最も空振り率が多いことから、ストレートと錯覚して打者が手を出してしまうのでしょう。
カーブも縦気味の変化なので、見ている側としては一瞬フォークと間違えそうですね。
投球フォームについて
メッセンジャー選手の投球フォームはこちら。
軸足は一塁側のプレート位置で、ノーワインドアップからモーションが始まります。
足を後ろに引かないで、横に引くのも特徴的ですね。
高身長を活かしたオーバースローで、あまり腕を畳まないフォームです。
非常に高い位置にリリースポイントを持ってきているので、顔がぶれてしまっていてコントロールが乱れそうな感じがします。
実際、与四球も多いのでコントロールはそこまで良くないです。
逆にこの荒れ具合が持ち味になって打者を打ち取れるというのもあるので、一概に悪いとは言えませんよね。
むしろこれで良いのかもしれません!
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まとめ
- メッセンジャーは高卒後11位指名でマーリンズに入団した
- 最高球速はメジャー時代に記録した157キロでフォークが鋭い
- オーバースローからのリリースポイントは高い
プロ野球・メジャーはネットで無料観戦することもできます
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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