2024年春のセンバツから、高校野球で使う金属バットが新しい基準のものに切りかわりました。いわゆる低反発バットです。「打球が飛ばなくなった」「ホームランが減った」と話題になりました。
この記事では、新基準バットの中身(旧基準とのちがい)、導入された理由、試合がどう変わったかを解説します。
新しいバットって、何が変わったん?
バットが細くなって、打つところの金属が厚くなったんや。そのぶん、ボールが当たったときの反発が小さくなって、打球が飛びにくくなったんやで。
旧基準と新基準のちがい

- 最大径:67mm未満 → 64mm未満(細くなった)
- 打球部の肉厚:約3mm → 約4mm(厚くなった)
- 重さ:900g以上で、変わらず
金属の部分が厚くなると、ボールが当たったときにバットがへこみにくくなり、トランポリンのように打球をはじき返す効果が小さくなります。日本高等学校野球連盟の実験では、打球の初速が約3.6%下がったとされています。
なぜ低反発バットになったの?
いちばんの目的は、投手のけがを防ぐことです。2019年夏の甲子園で、投手が打球を顔に受けて骨折する事故があったことなどをきっかけに、打球の速さをおさえる新しい基準づくりが進められました。
あわせて、球数制限とともに、投手の負担を減らす流れの一つでもあります。
ホームランは、やっぱり減ったん?
大きく減ったんや。そのかわり、バントや盗塁で1点をとりにいく野球や、低く強い打球をねらうバッティングが増えたと言われてるで。
試合はどう変わった?
- 本塁打が大きく減った
- 外野手が前に守るようになり、外野の頭をこえる打球が減った
- バント・盗塁・エンドランなど、走者を進める作戦の比重が増えた
- フライより、低いライナーやゴロをねらう打ち方が重視されるようになった
まとめ
- 高校野球は2024年春から新基準(低反発)の金属バットに完全移行
- 最大径64mm未満・打球部の肉厚約4mmで、打球の初速が約3.6%低下
- 目的は、打球から投手を守ること
- 本塁打が減り、走者を進める作戦が増えた
高校野球のほかのルールは、球数制限とは?やタイブレークとは?もあわせてご覧ください。





