『ダイヤのA』の主人公・沢村栄純は元気ハツラツの野球少年でまさに主人公という感じですよね。
ダイヤのAに登場してくる人物は野球選手の名前から由来されていることが多いです。
沢村栄純もその一人。
本記事では、沢村栄純のモデルとなった野球選手は誰なのか掘り下げて見ていきます。
沢村栄純のプロフィール
沢村栄純!!!! pic.twitter.com/hjMBmCldyZ
— worldisfantasy(根оωо)絵を描くやる気と根性そして画力下さい。 (@worldisfantasy) 2019年6月29日
沢村栄純は『ダイヤのA』の主人公で性格はまっすぐで素直なタイプ。
エースを目指して愚直に努力する姿は周りの雰囲気に良い影響をもたらしてくれます。
強豪・青道高校に入部を決めた出来事として、青道スカウトに声を掛けられ、見学に行ったところ、凄腕のキャッチャーとバッテリーを組んで気持ちよく投球ができたことがきっかけでした。
あまりにもまっすぐな性格のためチームメートからは『バカ』と呼ばれることも多いですが、空気を明るくする素質を持っています。
中学まではピッチング指導を受けていなかったため、ボールの握り方も独自のやり方で握り、投球フォームも個性的でした。
本人が気づかないうちにボールが揺れるムービングを投げているようになったのです。
言い方を変えれば単なる『くせ球』なのですが、後にこの『くせ球』が最大の武器になり、ナンバーズと呼ばれる球種を扱うようになります。
逆に指導を受けていなかったおかげで沢村の持ち味が出てきました。
肩関節や手首が柔らかく、投手としての素質はいいものを持っており、マウンド度胸も抜群です。
入部当初はタイヤ引きばかりのメニューをこなしていたためスタミナにも定評があり、インナーマッスルのトレーニングもこなしていたのでケガしにくいピッチャーです。
名前のモデルは伝説の投手・沢村栄治
『沢村栄純』という名前を聞いて、ピンとくる野球ファンは多いでしょう。
沢村栄純の名前の由来は巨人で活躍した伝説の投手、『沢村栄治』氏から来ているとされています。
戦前に活躍していた選手なので、速球の記録は残っていませんが、沢村栄治とバッテリーを組んだ捕手の証言によると、打者の膝元でホップするボールを投げ、キャッチングした指が曲がるほどの球威があったようです。
沢村栄治の伝説ぶりは語り継がれているため、テレビ番組や大学の研究対象になることもありました。
沢村栄治の投球映像から球速を測定したところ、159.4キロという数字が出しています。
他の証言や検証でも大体150キロ後半から160キロほどは出ていただろうというのが有力です。
実際、戦前にこれだけの剛速球ピッチャーがいたとすると、驚きですよね。
大谷翔平の前に160キロを出していた日本人投手がいたということになるので、ロマンがありますよね。
沢村栄治がつけていた背番号14は巨人の永久欠番となっています。
『沢村栄純』という名前の由来が沢村栄治から来ているのは間違いなさそうですね。
『栄純』という名前の由来は他の人物だという情報もあり、栄純という名前は原作者がファンだというTHE ROCK HORNのギター担当『菅波栄純』さんから来ているようです。
投球フォームのモデルは和田毅
福岡ソフトバンクホークス 和田毅選手は『子どもワクチン支援活動』に協力する為、投球数に応じて子どもたちにワクチンを贈る『僕のルール』を設定し活動しています。
和田選手に『僕のルール』についてのインタビューを行いました。
ぜひご覧下さい!インタビューページ▼https://t.co/s97Z6jfqFW pic.twitter.com/aFdS9qKtjB
— ファイテン (@phiten_official) June 20, 2020
沢村栄純の投球フォームは、足を高く上げ、柔軟な肩関節と肘、手首のしなやかさが際立ち、ボールの出どころが見づらいという特徴があります。
この沢村栄純の投球フォームのモデルは、原作者である寺嶋先生が公表しております。
ソフトバンクのサウスポー・和田毅選手です。
和田選手も出どころの見えづらい投球フォームを確立しており、球持ちも良いピッチャーです
最高球速148キロとまずまずのストレートに加え、出どころが見えない投球フォームによって、体感速度は150キロ越えと言われています。
制球力があり、内外投げ分けてピッチングする攻め方も沢村と同じですね。
ウィークポイントは球が軽く、本塁打を浴びやすいところです。まさかここまで忠実にモデルにしていたとは、原作者は和田選手の特徴を相当熟知していたのでしょう。
和田毅選手は大学時代、この投球フォームを武器に注目を集めプロ入りを果たしました。
さらに、沢村の武器とされているムービングボールも数種類持っています。
ウィニングショットがチェンジアップという点も共通していますね。
高校時代の最速は129キロだったものの、右手の使い方を「壁を作りながら、リリース時に右手を支点にするように一気に身体側へ引き寄せる」ように改良したところ、大学1年時の夏から秋にかけての1ヶ月半で球速が最速142km/hまで増加したようです。
沢村が片岡監督から助言された内容とそのままですね!
グローブをはめている右手を思いっきりつぶすようなフォームもそっくりです。
まとめ
- 沢村栄純はダイヤのAの主人公サウスポー
- 名前の由来は沢村栄治と菅波栄純
- 投球フォームのモデルはソフトバンクの和田毅
『ダイヤのA』のアニメ動画は無料で視聴できます!
https://nekkyu89.com/diamond-ace-free
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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