4番打者の役割とは?4番バッターがなぜ主砲で最強と言われるのか?

チームの主砲と言われる4番。

打線の中心であるだけに周囲の期待も大きい打順です。

そんな4番を改めてどういう打順なのか見ていきましょう。

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特性

4番の役割はズバリ、一振りで点数をとることです。

1番、2番、3番で溜まったランナーを本塁に返すような結果が求められます。

本格派スラッガーが向いているでしょう。

ホームランも打てる長打力が必要とされます。

多少、走力がなくても遠くへ飛ばしてランナーを返せれば十分に機能しているといえるでしょう。

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向いている選手

ランナーがいてもいなくても、点が取れるような長距離バッターが向いています。

また一振りで試合の流れを持ってこれるような選手だといいでしょう。

そのため、不屈の精神が必要とされます。

どんなに悪い流れだとしても、4番のバッティングでチームをけん引することが期待されます。

良い雰囲気でも悪い雰囲気でも、決して雰囲気に左右されず、自分のバッティングに自信を持って、打席に入れる気質が必須。

空気を読むというよりは、空気を作っていく、そんな特性を持った選手が適任だといえるでしょう。

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実際に打順に入ってみて

残念ながら4番は野球人生の中で一度も打席に入ったことはありません。

小心者の私が4番に入ったら、硬直してバットが振れずに泡をふいて打席上に倒れていることと思いますw。

4番バッターの気苦労はものすごいと思いますので、皆さん、気遣ってあげてくださいね♪

4番バッターといえば思い浮かぶ選手

松井秀喜

平成のホームラン王と言ってもいいでしょう。

松井選手が打席でスイングした音は外野まで聞こえると明言した選手もいたほど、スイングスピードは常軌を逸しています。

メジャーでもホームランバッターとして全米の評価を得た人気選手です。

ゴジラの愛称を持ちます。

ホームランに対するこだわりはプロ意識そのものでした。

松井選手は子供の頃はもともと右打ちだったのですが、兄にからかわれて左打ちにしたといいます。

本人はからかわれていることも知らなかったそうですが、結果的に最強のバッターとして世界にホームランという感動を与えてくれました。

長嶋茂雄

ミスタープロ野球の異名を持つ選手。

どんなプレーにも全力を尽くしたことで有名です。

野球を日本の国民的スポーツにした人は長嶋選手だというくらいです。

なんでも野球といえば大学野球が主流だった日本だったのですが、天皇陛下が観戦している時に長嶋氏がホームランを放って、国中が湧いたのだとか。

実は、あと1個のスチールを決めたらトリプルスリーを獲得できたと言われるほど、走攻守バランスの整った選手です。

王貞治

1本足打法が特徴の王氏。

世界の王という称号があるほどのホームランバッターです。

通算868本の本塁打数は世界記録。

脅威の数字です。

歴代2位の野村克也氏の657本に圧倒的な差をつけております。

最初からホームランバッターであったわけではなく、日本刀で素振りをしたことは有名な話でそこから開花し始めました。

ワンちゃんという愛称でも慕われていました。

中田翔

男というより漢といったほうが相応しいバッター。

日ハムの主軸を担う選手です。

中田選手のたまに見せる無邪気さが人気を誇る秘訣なのかもしれません。

チームメートを実家に招いて食事会をするくらい、仲間思いの選手です!

日ハムの杉谷拳士選手との絡みは面白いですよね!

内川聖一

ソフトバンクの4番

心の優しい選手でありながら、ホームランを量産する選手。

震災で被災した地で試合があった時のヒーローインタビューで、涙ながらに訴えかけていた場面は感動しました。

フォアボールも多く、相手投手もおそれるほどの強打者です。

筒香嘉智

日本人では珍しいオープンスタンスのバッター。

インコースにもアウトコースにも合わせて、両方向にホームランが打てる選手です。

打席での威圧感はハンパないですw

現役選手では希少価値の高い左のホームランバッターです。

数年前、海外の野球リーグに参加してきて、日本の野球指導について考えさせられたそうです。

その時の主張がとても印象に残っています。

日本は厳しくし過ぎて、おびえながら野球をやっているからもっと伸び伸びと野球をさせる指導が必要だとおっしゃっていました。

この意見には激しく同意です!

プレーでも発言でも、野球の魅力を続けて発信していってください!お願いします!

まとめ

いかがでしたでしょうか?4番についての語ってみました。

4番バッターは日本では最強バッターと言われています。

最近、2番とか3番が最強バッターにするべきだと謳われはじめていますが。まだまだ4番が最強という定説は揺るがなさそうです。

誰にも流されず、芯のある心の強さが求められる打順だと感じます。

4番に立つ選手は、ベンチ、監督、チームメート、観客すべての視線の期待に応えられるような実力を心身ともに鍛え上げていってほしいものです。

相当な練習量とともに信念を持って打席に立ちましょう!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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