捕手争いの激しい読売ジャイアンツ。
その熾烈な争いに加わっているの一人として大城卓三選手が挙げられます。
大城選手はバッティングがいいので、捕手としてレギュラーになってくれれば打線に厚みが増すことはありません!
しかし、捕手としての課題が残されているのも事実です。
キャッチャーとして起用されないのならば、ポジション転向も視野に入れることもありますが、可能性としてはどれほどのものなのでしょうか。
本記事では、大城卓三選手の捕手スキルや守備位置のコンバートの可能性について掘り下げていきたいと思います!
大城卓三のプロフィール
基本情報
名前 | 大城卓三(おおしろたくみ) |
生年月日 | 1993年2月11日 |
出身地 | 沖縄県那覇市 |
出身校・経歴 | 東海大学相模高校→東海大学→NTT西日本 |
身長 | 187㎝ |
体重 | 90㎏ |
投打 | 右投げ左打ち |
ポジション | キャッチャー |
背番号 | 46 |
プロ入り | 2017年ドラフト会議 読売ジャイアンツ3位指名 |
中学時代は同じ沖縄県出身の山川穂高選手と同じチームだったようですよ。
大城選手が後輩で山川選手が先輩で、1学年違いでした。
人口が少ない沖縄で、しかも同じチームにいた者どうしがプロ野球選手になるとは運命の巡り合わせを感じますね。
プロ入りまでの経歴
大城選手は兄の影響で野球を始め、中学では大矢ベースボールクラブという硬式野球チームに所属していました。
高校は沖縄を離れ、野球の名門である東海大学付属相模高校へ進学します。
甲子園にも出場し、準優勝を果たすものの、大城選手にはプロからの声がかからず、東海大学へ進学することになりました。
大学4年生の時には4番打者として打線を引っ張り、最高殊勲選手に選ばれるなど大いなる活躍を魅せます。
大学卒業後はNTT西日本に進み、社会人日本代表にも選ばれ、注目度はさらに上がる結果となります。
高校時代から実績は積んでいるものの、社会人野球まで経て、プロ入りを果たすことができました。
プロ入り後の主な活躍
プロ1年目から1軍の試合に出場し、頭角を現しました。
小林誠司の2番手捕手としてスタメン起用されることも多く、選手層に厚みが増しましたね。
バッティングが非常に良い選手なので、代打で出場することもあり、本塁打も1年目から4本放っています。
社会人野球出身なので、即戦力として期待通りの働きをしてくれたと思います。
大城卓三の捕手スキル
大城選手のバッティングが良いことは自明のことですが、捕手スキルはいかがなものでしょうか。
2018年の守備成績を見ると、
試合 | 66 |
刺殺 | 285 |
失策 | 3 |
守備率 | .990 |
捕逸 | 2 |
といった感じでした。
数字だけ見た感じ、そこまで悪くない気がします。
調べてみると、肩も強くてキャッチャーとしてのスキルも高いということが分かりました。
しかし、欠点はあるようで、セカンド送球のコントロールの精度があまり高くないということでした。
ひどい時はセンター前に送球がそれてしまうこともあります。
盗塁阻止率は.180と低く、正捕手の小林誠司選手の.384には到底及びません。
さらにリード面でも精彩を欠く場面もちらほらありました。
リードに関しては、投手との信頼関係を築く必要があるので、プロ1年目の選手にリードを期待するのは酷な気もしますが。
チームメートとの信頼を築いてお互いのことを理解できるようになればリード面の課題は解消しそうですね。
あとは、セカンド送球の課題をなんとかしなればならないです。
外野守備コンバートの可能性
捕手としてのスキルには物足りなさを感じる大城選手ですが、バッティングが魅力的なだけあって使わないのはもったいないですよね。
そこで浮上した話が外野手への転向です。
実際、プロ野球界ではキャッチャーとして獲得した選手が外野手に転向して花を開いた事例もあります。
巨人には強打者の外野手がゴロゴロいるので、外野手へコンバートしたとしても熾烈な争いは避けられなさそうです。
それに外野手としてコンバートしたら、1年は2軍で調整する必要があるので、あまり外野手への転向は現実的ではない気がします。
外野に転向して新たな土俵でレギュラー争いをするなら、現在のキャッチャー争いの土俵で戦ったほうがレギュラーになれる確率は高そうです。
打てる捕手はとても希少なので、捕手スキルが及第点に達したら間違いなく正捕手に返り咲くことができるでしょう!
プロに入って月日が浅いので捕手スキルはこれからどんどん磨かれていくことは間違いありません。
大城卓三の関連記事
https://nekkyu89.com/ooshirotakumi-family
https://nekkyu89.com/ooshirotakumi-girlfriend
https://nekkyu89.com/ooshirotakumi-batting
まとめ
- 大城卓三は沖縄県出身で中学時代は山川穂高と同じチームだった
- バッティングが得意で1年目からホームランを放っている
- 外野へのコンバートの可能性は現状では低い
プロ野球・メジャーはネットで無料観戦することもできます
https://nekkyu89.com/professional-broadcast
最後まで読んでくださりありがとうございました。
野球の魅力を多くの人に届けませんか?
記事が参考になったという方は
TwitterやFBなどで「いいね!」もお願いします!