ひとりの投手がたくさんの球を投げ続けると、肩やひじを痛める原因になります。特に体が成長している途中の小学生・中学生・高校生では、投げすぎが大きな問題とされてきました。
そこで決められているのが球数制限です。この記事では、高校野球の「1週間500球」をはじめ、年代別の球数の決まりや目安をまとめました。
球数制限の一覧

高校野球:1週間で500球まで
高校野球では、2020年春から、ひとりの投手が1週間で投げられる球数を500球までとするルールが、公式戦に導入されました。甲子園などで、エースひとりが連日たくさん投げることを防ぐのがねらいです。
500球に達した投手は、その期間はそれ以上投げることができません。そのため、複数の投手を育てることが、チームにとってますます大切になりました。
学童野球(小学生)の球数制限
小学生の学童野球の大会では、ひとりの投手が投げられるのは1日70球までとする制限が導入されています。細かい決まり(学年による差や休養日など)は、連盟や大会によってちがいます。
医学の立場からの目安
日本臨床スポーツ医学会は1995年に、全力で投げる球数の目安として次のように提言しています。
- 小学生:1日50球・1週間200球まで
- 中学生:1日70球・1週間350球まで
- 高校生:1日100球・1週間500球まで
まとめ
- 球数制限は、成長期の投手の肩・ひじを守るためのルール
- 高校野球は1週間で500球まで(2020年春から)
- 学童野球の大会は1日70球までが基本(細かい決まりは連盟・大会による)
- プロ野球にはルールとしての球数制限はなく、チームが管理している
少年野球の投手の練習については少年野球ピッチャーのコントロール&球速アップ練習、延長戦の負担を減らすルールはタイブレークとは?もあわせてご覧ください。





